私はこれまでにずっと心身の不調に悩まされてきました。
そしてついに救急搬送と入院・手術を要する大病を患いました。
おかげさまで・・・
多くの新たな学びと気づきを得ることができました。
私の凝り固まった固定観念や思い込み等もかなり無くなって、心がゆるゆるになり、毎日を機嫌よく暮らせるようになりました。
このように状況が好転したのは病気のおかげだとも言えます。
今も軽いものですが、症状は残っています。
「完治」や「根治」に至るのは先の話ですが、気長に待つ心構えができているつもりです。
なぜ、このようにポジティブ、脳天気、楽天的になったのか、といえば・・・
この歳になって、ようやく今の状況や現実は「心ひとつの置き所」でどのようにでもなる、と思い定めたからです。
そこで、このエントリーでは私が心の置き所を変えることによって状況が変わった例のひとつとして・・
「病気になっても不幸とは限らない」ということについて書いていこうと思います。
たとえ病気になっても、今までと全く同じ生活はできないけれども、「不便」になっただけ・・と捉えれば別にどうってことはありません。
世の中はかなり便利になり、知恵と工夫と多少のおカネがあれば日常生活はつつがなく過ごせます。
私の場合、遠出ができないこと、人の集まるところに長くいられないといった不便はありますが大したことではありません。
せいぜい、買い物と旅行と外食ができない程度です。
買い物はネット通販で十分に満足できますし、旅行も外食も病気が治ればいつでもできます。
病気になれば多くの場合それまでに「当たり前のこと」と思っていたことができなくなります。
大切なのは・・
当たり前だと思っていたことが、実は「有難い」ことだったと気付くことなのです。
そして・・できなくなったことをいつまでもクヨクヨとして嘆くのではなく、今できていることに目を向けて感謝することです。
病気になったら不幸である・・といった思い込みを捨ててみるのです。
・・・少し「説教臭く」なってしまいましたが、私の意図するところは皆さんを説教することや私の考えを押し付けるものではありません。
現実をどのようにとらえるか、現実の解釈の仕方で、わりと簡単に状況を善きものに変えることができますよ・・という一例を挙げたかっただけなのです。
さらに付け加えて言うならば・・・
「病気が治れば幸せになる」ではなくて「病気でも幸せになる」という考え方にバージョンアップをすることができれば、自分の魂は成長したという証となります。
私は今、この境地を目指して、日々を楽しく過ごしています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます。