普段より体調が良くなかったり、あるいはもっと悪化して病気になったりしたときに、「もっと食べないとダメ」といって無理やり食べさせられる・・・
こんな経験、皆さんも幾たびも経験してきたと思います。
元気になるためには沢山食べること・・・
これは半ば常識化してきている考え方です。
私は健康増進のため、あるいは持病を癒すためには「食を減らす/慎む」ことをこのブログで勧めています。
さらにもう一歩進めて「少食」を楽しみながら実践してみては・・と推奨しています。
この食に対する考えは、私の体験と学びをベースとしたものであって、その効果にはかなりの自信を持っています。
おそらくこの世の「真理」「摂理」に限りなく近いものだとの思いも強く持っています。
ただ、私はある考え(イデオロギーといってもいいかもしれません)を他者から絶対に強いられたくありません。
その考えが「正しい」とされるものであってもです。
ですから、私も決して私の考えとか思いを他者には押し付けないでおこうと心に誓っています。
ただ、このブログは私の個人的な考えや思いを書き綴ってもいい「場」ですから、これから少しだけ私の戯言にお付き合いください。
「腹いっぱいに食べた方がええに決まっとるやん!」と私の書いていることに納得できない方は、どうぞこのページから立ち去ってくださいね。
どのスポーツでもそうですが・・・
試合前には絶対に満腹にはしません。
多くの競技は減量を伴います。
しかも、ギリギリまで減量した方がパフォーマンスが上がります。
仕事をしていて・・・
昼休憩にランチを腹いっぱいに食べて、午後から眠気に襲われたり効率が落ちたりすることって皆さんも経験があると思います。
こんな説もあります。
元々、人類は「飢餓」への耐性を強める方向に進化し続けてきたと。
いつでもどこでも食料が手に入れられるようになったのは、近代以降のしかも先進国のみであり、有史以来人類は常に飢餓と隣り合わせの状況下で生き延びてきたのです。
ですから、私たちの身体は食べ物が足りないときにはそれに対処する様々な機能を備えています。
一方で、食べ過ぎや栄養過多状態に対する防衛機能は皆無なのです。
唯一あるのはインシュリンだけだと言われています。
太古の昔から、世界のあらゆる地域で万病に効く方策として「断食」が伝承されてきました。
イスラム教のラマダンが有名ですが、食を一時的に断つ行為は宗教的儀式として広く取り入れられています。
断食には心や体に効く「何か」があるのは確かなことです。
心身が弱ったときに、食を断ったり、極力減らしたりして消化器をはじめとする内臓を休めて、自然治癒力を高める・・・
これは、伝統医療や自然療法が病を癒すための根本にある考え方です。
ここまで長々と「満腹になるまでたくさん食べるのは良いこと」という常識に抗うようなことを書き連ねてきました。
ここまで読まれた方々は持病に悩まされていたり、病気とまではいかなくても何となく調子が良くないと感じて過ごされているものと推察されます。
そこで・・調子を取り戻すための手立てとして、「食を減らす」「食を慎む」といったことを実際に試してみてはいかがでしょうか?
実際に効果がある方法は沢山ありますし、それらの情報も多く出回っています。
あなたご自身に合った方法が必ず見つかります。
ここまで書き綴ったことが・・皆さんの豊かで幸せな人生を送るための参考になれば、私にとってのこの上ない喜びとなります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます。