希望の舎―再生編ー

ライフサポーター&開運アドバイザーが書き綴るブログです。「あなたの心に灯をともす」ため、先人が伝承し語り継いできた叡智を伝えます。テーマは歴史/教育/宇宙論/仕事/居場所/心と体の癒し/健康法/開運法/運気アップ/民俗学/文化人類学/食養生法/少食/自然医学/甲田療法/中村天風/斎藤一人/エドガー・ケーシー/生きづらさ

働くということ

「不良社員」がもっともっとのさばってもいいという件

僕は雇われて働くことがイヤである。 ただし現実問題として、生活していくためにはカネを稼がなければならない。大方はどこかの会社に雇われて労働者としての道を歩むことになる。 会社に雇われて働くにしても、僕たちは会社に完全に隷属してはならない。僕…

サラリーマンという働き方が「まとも」だという考え方を捨てようという件

会社や役所という組織に雇われて働く人たちが大多数になっている社会ではその価値観がサラリーマン仕様になるのも仕方がない。 学校を卒業してブランクがなくどこかの会社に雇われて働く、特に正社員として働くことが真っ当な社会人だとされている。やれ多様…

サラリーマンに経営者目線は全く不要である件

この国の会社ではやたらと社員に経営者の目線を持てだのといって義務や責任を負わせている。この手垢にまみれた「経営者目線を持て」というスローガンは未だに無能な経営者によって連呼されている。 ごく当たり前の話だが、経営者と労働者は与えられた役割が…

サラリーマンに教養は不要である件

僕は戦前の旧制高等学校に憧れを持っている。そこで育まれたと言われる教養主義的なエートスに憧れている。 僕には教養が欠けている。そのことを自覚しているがゆえに一冊でも多くの良書に巡り合いたいし、一冊でも多く良書を読破し自分の血肉にしたいと思っ…

「即戦力」幻想に惑わされてはならないという件

昨今は新卒者の採用においても「即戦力」を求める傾向にある。この場合の即戦力は会社の教育・研修を最小限に止めて、短期間で現場の戦力にするという意である。 大学や高校でも会社側のこの利己的な要望に応えようとあれこれ対策を講じている。 グローバル…

会社に過剰に適応することは危険だという件〈再掲〉

僕たちは様々な環境に適応する力を備えている。 組織に順応する能力はそのうちのひとつである。 しかし、ものには限度がある。過度に適応をしようとすると、そこには様々な弊害が生じることになる。 初出 2016/2/16 僕たちは生まれてからずっと自分が置かれ…

人材派遣業者は必要悪であるという件

少し前、経済格差やワーキングプアが盛んに取り上げられたとき、特にリーマン・ショックの影響で派遣切りが横行したときに派遣会社が諸悪の根源としてやり玉に挙げられたことがある。 低賃金で細切れの雇用契約、寮費や生活必需品等を高額で控除する等散々非…

転職を繰り返すジョブ・ホッパーこそが組織に縛られない働き方であるという件

今はかなり様相が変わってきたが、何度も転職を繰り返す人は高い評価を得ることができなかった。たとえ能力に秀でていても「堪え性がない」「協調性がない」とみなされて会社社会では評価されなかったのである。 ある人が犯罪を犯したときにその経歴を伝える…

公務員を辞めたことは本当にもったいないのか、という件

僕がかつて地方公務員だったこと、公務員を辞めたことを言うと「もったいない」という反応がとても多かった。 その際にいつも僕は思っていた。 どうして「もったいない」のだろうかと。 僕は公務員という仕事に面白さを見出せず、また自分には全く合っていな…

会社で「できない奴」扱いされても悲観することはない件

会社で雇われて働いていると程度の差はあれ上司や同僚からの評価が気になる。その評価が待遇に直結していたら尚更である。 他人にどう思われようと気にしないように努めてもやはり評価は気にする。 これは人の持つ性なのだろうか。 ある会社での評価はそこで…

社会人=会社で働いている人ではない件〈再掲〉

僕たちは無造作に「社会人」という言葉を使い、しかもその意味を狭くとらえている。 ある社会を構成している人たちは皆「社会人」である。働いているからとか税金を納めているから社会人であるということではない。 初出 2016/1/25 僕もそうだがわりと無造作…

様々な働き方がある、と知っているだけで気が楽になるという件

普通「働く」という言葉を聞くとどこかの会社や役所に雇われてそこで仕事をする、というようにとらえることが多い。 元来は働くこと=雇われるではないのだけれども、資本主義が発達して工業社会になったことによってこの考え方が人口に膾炙するようになった…

「労働」は「麻薬」のようなものである件〈再掲〉

僕は雇われて働くことが嫌だ。勤労意欲の低い人間である。 こんな僕でも仕事をやり遂げた後の充実感を得たことが何度もある。 どうやら「労働」には人を狂わす何かが内在しているようだ。 初出 2016/1/18 労働(特に雇われて働く)の本質は、労働者が自分の…

仕事のために犠牲にするものを減らせばハッピーになるという件

プライヴェートよりも仕事を優先するのは当たり前である、と僕たちは疑いもなくこの考え方を受け入れている。 多少のことは仕事の犠牲になっても仕方がない、という考え方も当たり前になっている。 仕事を口実にして結婚式に行かなかったり葬式に行かなかっ…

「新卒フリーランス」は立派な生き方であるという件

先日ある方のブログを覗いていると新卒でフリーランスになるという学生についての言及がされていた。そのブログの主は全面的に賛同していたが、どうも新卒フリーランスという進路選択に否定的な人たちが多いらしい。 新卒フリーランスに否定的な人たちの主だ…

正社員で定年まで働き続けるメリットなんてたかがしれているという件

終身雇用制が壊れてきた、という言説がまことしやかに囁かれはじめて久しい。もう会社は社員の雇用保障をしなくなるとも言われてきた。これは半分本当で半分は嘘である。 会社にとって有用とみなされた人たち、真の幹部候補の人たちはこれからも会社は手放さ…

「ウチの会社(部署)で頑張ればどこでも通用する」は真っ赤な嘘という件〈再掲〉

僕がサラリーマン時代によく耳にしたのは「ここでできればどこでも通用する」といった類の物言いだ。 これは単なる自己正当化、逃避、自己満足だと後になって気付いた。 ある職場で仕事が出来たからといって、汎用性のあるスキルが身についたことにはならな…

「働かせていただいている」ではなく「働いてやっている」と思って働く方が良いという件

雇われて働いているとその職場には必ず不備があり、また処遇に対する不満が湧き出てくる。その不満等を口にすると必ずといっていいほど「働かせていただいているんだから、多少のことは我慢しろ」と言ってくる上司や同僚がいる。現に僕もその手の言葉を何度…

風邪をひいても休めない職場は異常である件〈再掲〉

この国の会社社会では「休まない」ことが大切である。 有給休暇を取らない、ちょっとした仕事でも残っていると休日出勤する、風邪をひいても休まない、というように。 休むことを罪悪視するメンタリティは異常である。 初出 2015/12/14 仕事を休むことに罪悪…

そこそこできる人は意外と辛い件〈再掲〉

「できる人」だと周囲に評価され続けることはとてもしんどい。 もともと能力に秀でている人はそうでもないのだろうが、大多数の人は精一杯努力して現状維持に汲々としている。 なぜ「できる人」でいなければならないのか、という根源的な問いかけをしてみる…

どんな会社でも仕事でも3年は我慢すべき、は根拠のないウソという件

一旦会社に勤めたならば3年は我慢しなければならない、と巷でよく言われている。「石の上にも3年」という故事成語に由来するのかよく分からない。この言説は根拠のないウソである。ただの精神論・根性論の類に過ぎない。 とは言え、一理はある。 精神論が大…

殆どの上司はバカである件

僕のサラリーマン時代を振り返ると上司に恵まれなかった、という思いが強い。僕がダメサラリーマンだったということを横に置いといて、上司や中間管理職がなぜこんなにバカが多いのかということを独断で書いていきたい。 ダメとされる上司は元々が仕事ができ…

「仕事ができる」ことだけが人の判断基準ではない件〈再掲〉

仕事ができるかできないかだけが人の価値を決めるわけではない。 仕事ができる人たちはたかだか会社の儲けを生んでいるだけであり、より多くの搾取をされているだけなのだ。 人を仕事ができるかどうかだけで判断するのは馬鹿げている。 初出 2015/10/19 僕は…

「仕事一筋」はそんなに立派なことかという件〈再掲〉

仕事に人生を捧げる生き方はそんなに賞賛に値することだろうか。 仕事は人生の一部に過ぎない。仕事以外にも大切なことは山ほどある。 仕事人間は仕事しかしていない偏った生き方をした人たちである。そんな人たちを立派だとする考え方は労働至上主義イデオ…

会社に依存する生き方はとても危険だという件

会社中心主義的な社会システムは一見変化しているようで根っこの部分は変わっていない。 相変わらず正社員という働き方がスタンダードという体で政策が決定されている。世間の人たちも正社員だけが一人前の社会人だと見る風潮が残っている。 経済成長が果た…

就職・転職活動のときに労働条件を確認するのは当たり前という件〈再掲〉

この国の悪しき風習のひとつとして雇用契約においてきちんと文書で契約書を交わすことなくうやむやにしてしまうことがある。 契約において内容を確認し、それを文面にすることは当然のことである。労働契約の契約制を軽視し会社側の恣意に大きく左右されるこ…

「正社員幻想」はまだまだ根強く存在する件

正社員といえども安泰ではない、これからは正社員にこだわらずに働き方を変えるべきだ等の物言いがなされるようなって久しい。 高度経済成長の頃の正社員最強伝説は終焉を迎えたかのような錯覚を覚える。 個人レベルで見てみれば正社員という働き方を捨てて…

精魂尽きるまで仕事に全精力を注がなくてもよいという件

この国の労働者、特に正社員は仕事に全精力を注ぎ込むことが当たり前だとされている。プライヴェートを犠牲にすることも厭わない態度が要求される。 自分の仕事を終えても付き合い残業をさせられたり、意味のない長時間の会議に出なければならない。 極言す…

経営者の説く労働観を鵜呑みにしてはならない件

名経営者と呼ばれる人たちの人生論・労働論は今も昔も花盛りである。 一代で会社を発展させた経営者の言葉には重みがあるのは確かである。 資本主義体制下において会社を大きくして莫大な利益を得るということは「正義」なのである。 ただし、経営者の説く労…

自己啓発や能力開発ばかりしていては辛くなる件

僕たちが働くうえで決められたことだけをしていては評価されない。たとえマニュアル通りの単純作業であっても創意工夫を求められる。営業にしても事務系の仕事にしても接客の仕事にしても、それぞれ自己啓発や能力開発を強いられる。 仕事の遂行能力を高める…

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