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希望の舎―キボウノイエ―

漂泊を続ける民が綴るブログ。ちょっとナナメからの視点で語ります。これからの働き方・中世史・昭和前期の軍の組織論・労働問題・貧困問題・教育問題などに興味があるので、それらの話題が中心になります。

休むことが罪悪視される会社なんてロクなものではないという件

仕事を休むことに罪悪感を抱く人は多いと思われる。多少の風邪や下痢程度では休んではならないと考えている人たちが多数派なのではないだろうか。ましてや遊ぶ目的で有給休暇を取るなんて論外だと思っている人もいるだろう。 特に僕より上の世代に休むことを…

無理してまでも「頑張る」ことなんてない件〈再掲〉

僕たちは幼いころから頑張ることを強要される。 頑張ることが絶対的に善だという考え方は悪しき精神主義につながる。 また、同時に思考停止状態にも至ることがある。 初出 2016/7/26 僕たちは程度の差こそあれ頑張って生きている。 一見怠惰に過ごしているよ…

長時間労働の是正は会社と労働者主導で行うべだという件

電通社員の痛ましい過労自殺があって長時間労働をなくせ、というコンセンサスが生まれてきているのは良いことだと思う。 しかしながら、その方法として国家による規制ばかりに目が向けられていることに僕は危機感を持っている。 確かに国家権力による強制力…

サラリーマンの給料が働きより少ないのは当たり前だという件

世の多くのサラリーマン(労働者と呼ぶ方が正しいが)は自分の働きに比べ給料が少ないと感じている。 元々賃金の額は不満足要因であって、多少の昇給があってもほとんどの人は満足しないものである。それと人は自分に対する評価が甘くなりがちで、自分が思っ…

僕の「ひきこもり」体験を語ってみる件

僕はそれぞれ短期間であるが2度ひきこもりに類した経験をしている。 小学校5年生のときに不登校になった際が1度目、40代半ばのとき社労士事務所を畳んで再就職後にうつをちょっとこじらせたときが2度目である。 前者の不登校時の記憶がもう殆ど残っていない…

様々な働き方がある、と知っているだけで気が楽になるという件〈再掲〉

雇われて働く人たちが多数派を占めるようになったのは遠い昔のことではない。働く=正社員という視野の狭い考え方に縛られていると、いざというときに困ることになる。 初出 2016/7/21 普通「働く」という言葉を聞くとどこかの会社や役所に雇われてそこで仕…

「会社のために尽くしたのに・・」という泣き言はとても見苦しいという件

ビジネスシーンを描いたドラマや小説でリストラされた社員が「あれだけ会社に尽くしたのに」というセリフを言って非情な会社に恨み言を吐く場面が時々ある。 僕の周囲にはそのような言葉を吐く人は見当たらない。 このことはたまたまであって、会社社会の不…

(自分ことは差し置いて)本当のバカとは誰のこと、という件

この世では多くのバカが棲息している。 大人しくしていればいいものを、バカに限って大手を振って世間を跋扈している。 僕がバカだということは一旦置いといて、この世に蔓延っているバカな人たちについて私論を述べていきたい。 高学歴だからバカではない、…

「働き方」は個人の自由なのに国家が介入するなんて無意味だという件

現政権が「働き方改革」なるものを掲げている。 僕はこのことに強い違和感を持っている。 どのように働くかなんて全くの個人の自由である。あるいは個々の会社が独自に決めるべき性質のものである。 僕は労働至上主義イデオロギーに強い拒否感を抱いてはいる…

嫌なことや辛いことから逃げることは悪いことではないという件

人は誰しも嫌なことをしなくても済めばそれに越したことはない。 嫌なことをやり続けると精神衛生上良くないし、そのことによって心身を壊してしまうこともある。 この国では古来から嫌なことをやり続けることが美徳であるという風潮がある。何事も我慢が肝…

「安定」ばかりを追い求めるとそこに落とし穴があるという件〈再掲〉

僕は安定なんて幻想だと思っている。 安定がないと不安だという心理は理解できるが、安定ばかりを求めると何か大切なものを失ってしまう、と思えてならない。 初出 2016/7/11 僕たちは常に何らかの不安を抱えながら生きている。 病気になったら、会社が潰れ…

苦労することを賛美するのはとても無責任だという件

僕は苦労なんてしたくない。 できれば楽をして生きていきたい。 効率的に稼いで自由時間をたっぷりと確保してその自由を満喫し面白く楽しく生きていきたい。 「苦労は買ってでもしろ」と先人は言ったらしい。この言葉を金科玉条としている人が結構いる。成功…

「寄らば大樹の陰」というメンタリティには陥りたくないという件

「寄らば大樹の陰」。 僕が最も嫌いな故事成語である。 「強いものには巻かれろ」と同じくらいに。 確かにこの世知辛い世の中を泳ぎ渡るのに必要な処世術だとは思う。権力に抵抗しても碌なことにはならない。強い者に媚び諂って生きた方が結果として「実」を…

仕事を生活の中心とするな、という件

表題の言葉は僕のオリジナルではない。 ニートや引きこもり支援をしているニュースタート事務局を主宰している二神能基さんの著書で用いられている言葉である。 説得力のある名言なので引用させていただいた。 多くの人たちは仕事が生活の中心となっているこ…

非正規雇用という働き方は悲惨なのかという件〈再掲〉

正社員と非正規雇用という「身分差」はなくした方が良い、と僕は考えている。そのためには同一労働同一賃金の原則を確立する必要があるだろう。 何よりも非正規雇用という雇用形態も「真っ当な」働き方である、というコンセンサスがこの社会に浸透する必要が…

僕は中年のオッサンだけれども、若者批判の俗論には辟易しているという件

気が付けば(と言うか気が付かないようにしていて)僕も立派な中年のオッサンになってしまった。 若い頃は今の僕くらいの年齢になれば分別も付いて人格円満になると思っていたが、ところがどっこい「成熟」には程遠い現状に直面している。 相変わらず色んな…

強いリーダーなんて要らないという件

混沌とした世の中になってくると人々は強いリーダーを求めがちである。 確かに昨今のこの国のリーダーたちは不甲斐ないと見えるし、実際にその資質が疑われるケースが多発している。 僕は「強い」リーダー待望論に懐疑的である。 リーダーに強さばかりを求め…

来年も「まつろわぬ」人でありたいという件

今年も何とか生き延びることができたことを感謝している。 相変わらずの「ビンボー暇あり」の状況で、なかなかに楽しい日々である。 まかり間違っても真っ当になろうとかカネを増やそうとかという自分らしくない考えを起こさないようにしていこう。 僕のモッ…

この国の官僚は優秀である、というのは単なる思い込みであるという件

この国では政治家はどうしようもないが官僚は優秀だという言説がまことしやかに語られてきた。 国を実際に動かしているのは官僚であり、官僚が優秀だからこそ戦後の経済発展が実現したという言説である。 これらのことは本当のことだろうか。 確かに権力を一…

「人権啓発」活動をわざわざする必要があるのかという件

僕がずっと住んでいる大阪(兵庫県も)というところは古くからの被差別部落が多数存在し、在日朝鮮人も多く住むという土地柄である。 そのためか人権に関する教育が小学生の時から学校で行われ、大人になってからも関連のイベントが多く行われている。人権啓…

正社員で定年まで働き続けるメリットなんてたかがしれているという件〈再掲〉

正社員として長期間ひとつの会社で働き続けるメリットってそんなに大きいものだろうか。単なる思い込みに過ぎないのではないか。 「安定」なんて幻想に過ぎないのに、それにしがみついているだけなのではないか、と天邪鬼の僕はそう思っている。 初出 2016/6…

「素」をさらけ出すのは良いことではないという件

僕は「素」の自分をさらけ出すことに強い抵抗がある。 「素」をさらけ出すという行為ははしたないもので自己満足に過ぎないのではないか、と思っている。 それぞれの場面に応じたフィットする仮面をかぶっていればよいと考えている。 僕は「素」の自分にはと…

自慢話を得意げにする輩はロクなもんじゃないという件

僕だけに限らず多くの人たちは他人の自慢話に辟易する。自慢をしている当人は気分がいいのかもしれないが、聞いている方は苦痛以外の何物でもない。 自分のことを自慢する奴にロクな奴はいない。 僕の独断と偏見ではあるが、僕はそう確信している。 サラリー…

「学歴社会」は消えてなくならず、まだまだ続くという件

学歴偏重や学歴社会というものに対してネガティブな感覚を抱く人は多い。 僕も学歴だけで人を判断することには拒否反応を示す。 ただ、ある人を評価したり選別する物差しとして学歴というものは必要だと思っている。その人の家柄や氏育ちで判断するよりは合…

現場の頑張りに寄り掛かった組織に未来はないという件

経営論やマネジメント論、組織論等でよく現場第一主義が唱えられている。現場の声を無視したマネジメントはダメだということだ。 現場にちょくちょく顔を出し、従業員のモチベーションを高めようとする経営者の姿がメディアに登場することがある。現場に顔を…

ビンボー人は「敗者」ではないという件〈再掲〉

ビジネスに成功して経済的に豊かになった人が勝者だとされることにどうも合点がいかない。たとえそれが資本主義体制を支えるイデオロギーによるものだとしても。 そもそも何事にも勝ち負けをはっきりさせること自体が間違っている。 初出 2016/6/28 カネ万能…

毎月決まった額の給料をもらうのが当たり前という発想が間違っている件

サラリーマンを続けていると毎月決まった日に決まった額の給料が手に入ることが当たり前という感覚に陥ってしまう。僕もサラリーマン時代はそうであった。 この「安定」した収入を得られることがサラリーマンであることの最大のメリットである。 僕はフリー…

ポエム的な言葉があふれかえっている社会は気持ち悪いという件

世の中には耳ざわりのよいフワフワとした言葉が溢れかえっている。 「夢を追いかけよう」 「絆を大切にしよう」 「人はみな無限の可能性を秘めている」 「貴方の笑顔が私を幸せにする」 ・・ちょっと前に話題となった「ポエム」のオンパレードである。 最近…

自分の弱さや不完全さを認められれば、誰に対しても寛容になれる件

完全で完璧な人間などこの世界のどこを探しても一人として存在しない。 当たり前の話である。 人は自らが不完全であることを知っているからこそ、「神」という概念を生み出したのだ。 人は自らが弱い生き物であることを知っているからこそ、互いに助け合い支…

自立とひとり暮らしをすすめるのは誰かの陰謀かもしれないという件

僕は高校を卒業して大学に入学してから40代半ばまでひとり暮らしをしていた。大学生のときはいわゆる学生専門の下宿屋で住んでいて、そこでは共同生活の要素もあったので完全な一人暮らしを始めたのは社会人になってからである。 なぜひとり暮らしを選んだか…

「働かせていただいている」ではなく「働いてやっている」と思って働く方が良いという件〈再掲〉

従業員に対して「働かせていただいている」という意識を持て、という会社はブラックである。社員は会社に従属すべきものだという唾棄すべき考え方を持っている。 そんな会社はすべて市場から退場すべきである。 初出 2016/6/14 雇われて働いているとその職場…

「成功モデル」なんてそんなものは実は存在しないという件

多くの人たちは「成功」を目指して学習をしたり仕事をこなしている。 その成功の形は人それぞれであって、本人が納得しさえすればいいはずのものである。しかし世の中にはお節介な人がいて(それらのひとたちは「識者」と呼ばれている)、成功には何か決まっ…

「ブラック企業」は存在するべくして存在するという件

一頃に比べてかなり落ち着いてきた感があるが、ブラック企業についての言説は根強く世の中に流布している。 ブラック企業のなしている所業は確かに許されるものではない。労働者を酷使し、使い捨てて、単なる雇用問題・人権問題には留まらず、この社会の衰退…

頑張りすぎると結果が伴わないという件

僕たちは幼少のころから何事にも頑張れと言われ続け、頑張ることが良いことだとの刷り込みがなされる。 この頑張り至上主義は精神主義であり、根性論である。 とても非合理的なことであり、往々にして様々な問題を生じさせることになる。 とは言え、この頑張…

僕は変人が好きなのかもしれないという件

僕は他者から変人扱いされている人が好きだ。 確かに扱いづらいし付き合いにくい。ドギマギするような言動をするし、いわゆる真っ当な人とは異なる価値観を持っていてこちらがやきもきすることが多い。 でも、変人と付き合っていると面白いし勉強になるし刺…

正社員としての経験だけがキャリアではない件〈再掲〉

僕は以前に社労士事務所を自営していたときの実務経験が「キャリア」とは認められない、という目に遭ったことがある。 逆に言えば大した仕事をしていなくても正社員でありさえすればキャリアとして認められるわけだ。 うーん、どうにも納得できない。 初出 2…

負けることは悪いことではないし、落ち込むことなんてないという件

僕たちは生きていくうちに何らかの競争にさらされることになる。学生時代は成績を上げることを強いられ、社会に出ると仕事の成果を問われる。 競争をするということは勝者と敗者を生むことである。 勝者となればまた次の段階での競争に参加し、そこで勝つと…

個人主義と似て非なる利己主義がこの国では蔓延しているのかもしれないという件

この国の人たちは集団主義であり、個人主義ではないという言説がよくなされる。 確かに個人の権利の主張をすると煙たがられるし、マイペースでは生きづらい社会ではある。 ある組織(特に会社や役所)の規範には盲目的に従う傾向がある。世間体を異常に気にす…

「怠ける権利」なんて本当にあるのか、あってもいいという件

ここんところずっと憲法の改正論議が続いている。 僕は改憲派である。 僕の主張は「怠ける権利」を認め明文化せよ、であり、勤労の義務なんかなくしてしまえというものである。 何人も怠ける権利を有し、それは人たるものの固有の不可侵の権利である、といっ…

正義が勝つ世界は意外と息苦しいかもしれないという件

僕は勧善懲悪のドラマや映画が嫌いである。 「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」なんて観る気が起きないし、ハリウッド大作のアメリカ万歳なんて映画は吐き気を催してしまう。 「正義」なんて大概は胡散臭いものなのだ。 とは言え悪がのさばる社会もどうかとは思…

人事のプロ、採用のプロなんていない件〈再掲〉

採用のプロと自称する輩であったり、俺は人を見る目があると自称する輩を信用してはならない、と僕は思っている。 会社や役所においての採用とは所詮は合うか合わないか、使い勝手が良いかどうかを判断するものに過ぎない。 初出 2016/5/31 僕が社労士をして…

働けない、働きたくないのは病気でも障害でもないという件

僕は無職、ひきこもり、ニート、すべての経験がある。 無職のときは肩身の狭い思いがした。世間のつまはじき者だという感覚があった。ただ、ポーズだけにしても職探しをしているとまだましであった。時々面接に出向いたりしていると母の態度も暖かいものだっ…

この国の会社の生産性が低いのはなぜだろう、という件

先進国の中でこの国は特に生産性が低いという調査結果がある。 まあ、わかりやすく言えば表向きは沢山働いてはいるように見えるけれども商品やサービスの生産効率が悪いというわけである。 僕個人としては生産性や効率ばかりに目を向けることはどうなんだろ…

「上には上がいる」ということに早く気付いた方が良いという件

僕は特殊な才能もないし人より特段優れたものを持っていないごく平凡な人間である。 いや、平凡以下かもしれない。 フルタイムどころかパートタイムで働くことにも難儀しているようなダメ人間である。世の中の多くの人がこなしていることを満足にできないよ…

現実を見ることは辛いけれども現実から目を背けてはいけない件〈再掲〉

僕たちはあらゆることで「現実」の前に呆然と立ち尽くす。 厳しい現実を受け入れなければならないことは誰でもわかっている。 しかし、現実をそのままにしておいてはダメだ、という思いを忘れないでいたい。 初出 2016/5/26 現実を直視することはなかなかに…

秘密結社的なものを作って助け合いを行うと面白いかも、という件

僕が子どもの頃、テレビ番組で仮面ライダーやウルトラマンなどのヒーローものが好きでよく観ていた。正義のヒーローに感情移入するのは当然として、僕は敵役にも面白みを感じていた。 世界征服を企む「秘密結社」というものに甘美な想像力を掻き立てられたの…

平日の昼間から酒を飲む人を見ても何とも思わない、そんな社会になればいいという件

平日の昼間から酒を飲んでいる人を見れば、真っ当な人は眉を顰めるだろう。その感覚がマジョリティの持つ至極まともなものである。 オフィス街と住宅地を往復するような生活を送っていれば、平日の真昼間から酒を飲んでいるような人には出会わない。そのよう…

労働者の当然の権利を主張しただけなのに、変人扱いされるのはおかしなこと、という件

この社会では自分が有する当然の権利を主張することが憚られる風潮が未だにある。ちょっとした権利を主張しただけで、変人扱いをされたり、扱いにくい奴だとレッテルを貼られたり、ひどいときには村八分に遭ったりする。 例えばブラック企業を相手に闘う人が…

就活での自己分析等はアバウトなものでよいという件

いつの頃からだろうか就職活動で「自己分析」なるものをしなければならない、となったのは。僕が就活をしていた頃は自己分析をしろなんてそんなに言われなかった。 僕が専門学校で就職対策講座の講師をしていたときにこの自己分析を学生に課したのだけれども…

どんな会社でも仕事でも3年は我慢すべき、は根拠のないウソという件〈再掲〉

「石の上にも3年」は日本人好みの故事成語である。 我慢や忍耐を賛美する精神主義的なこの言葉、僕は大嫌いである。 嫌なことを嫌々続けても何も身に付かない。 この言葉が死語になるときが来ればよい、と僕は思っている。 初出 2016/5/17 一旦会社に勤めた…