希望の舎―再生編ー

ライフサポーター&開運アドバイザーが書き綴るブログです。「あなたの心に灯をともす」ため、先人が伝承し語り継いできた叡智を伝えます。テーマは歴史/教育/宇宙論/仕事/居場所/心と体の癒し/健康法/開運法/運気アップ/民俗学/文化人類学/食養生法/少食/自然医学/甲田療法/中村天風/斎藤一人/エドガー・ケーシー/生きづらさ

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「使い勝手の良い」人間にはなりたくない件

当たり前の話だが、どこかの会社に勤めようと思うならば採用試験に受からなければならない。 僕は採用面接というのが大嫌いで転職には全く抵抗はないのだけれども、この面接という茶番に付き合わなければならないのが苦痛なのである。 一度や二度の面接でそ…

無能な人間ほど声がデカい件

僕は以前からある「法則」的なものを見出していた。僕の狭い範囲内での経験則なのか、一般的にいえることなのかは分からない。 それは声がデカい人間ほど無能な人間が多いということだ。 仕事ができない人間に限って声がデカい。 ここでいう「声がデカい」と…

生活困窮者の放置・無策は国家権力の暴力である件〈再掲〉

国家は何のために存在しているのか。 突き詰めて考えれば、国民の生活を守るため、人に値する生活を保障するためにある。 この最低限の責務すら放棄した国家は、もはや国家に値しない。 初出 2014/12/25 この国は「福祉社会」である。 北欧諸国のような「福…

誰が「弱者」で誰が「強者」なのか考えてみる件

僕はこのブログでよく「弱者」という言葉を使っている。あえて使っている面もあるのだが、ここで「弱者」とは誰のことか、整理して考えてみたいと思う。 世の中には常に「強者」と「弱者」が存在し、強者は常に弱者を抑圧し統制し搾取しているという二元論的…

サラリーマン生活は良いことが多いという件

僕はこれまでにサラリーマンという生き方を否定するニュアンスのことを幾つか書いてきた。 しかし、これは自分のふがいなさに対する裏返しの感情が含まれていたことは否めない。僕が真っ当にサラリーマン生活を送れないことに苛立ちがあったからだ。サラリー…

実は僕は「能力主義者」である件〈改題・再掲〉

僕は平等主義者ではない。 機会の平等がきちんとなされた上での、能力による差別は仕方がないと考えている。 ただし、現実は「生まれ」によってスタートラインに差がついている。この差別は許されるものではないと思っている。 初出 2014/12/23 僕はたびたび…

最近さらにダメ人間度が上がってきた件

僕は自分がダメ人間だと自覚するようになってから生きやすくなった。 ダメ人間だと認めることは辛いし何だか納得いかない気もするけど事実は事実として受け止めなければならない。 僕は自分が限定的なダメ人間だと思っていた。正社員として勤まらない、組織…

借金を返せないのは別に悪いことではない件〈再掲〉

借りたものは必ず返す。 これは社会生活を営む上での大切なルールである。 ただこのルールは原則であって例外もある。 借金についても必ず返さなければならないものとそうでないものとを区別して対処した方が良いと思う。 初出 2014/12/18 この社会には様々…

人は誰でも何かに寄りかかって生きている件

以前に「自立」なんて幻想に過ぎないと書いたことがある。人は互いに助け合ってはじめて生きていけるのであって、自分ひとりで自立して生きていると思い込んでいるだけである。 僕たちはこの世に生まれてから常に何かに寄りかかって生きている。子供のときは…

消費者である前に生活者であることを忘れてはならない件

僕たちは日々の生活を送るうえで様々な顔を持っている。 物やサービスを生産し、またそれを受ける側にもなる。 通貨を報酬として受け取る(労働者)、それを支払う(経営者)側にもなる。 様々な権利を行使することもあれば、様々な義務を履行することもある…

人はすべて二種類に分けられるという俗論に乗っかってみる件

世の中には二種類の人間しかいないという言い方がよくなされる。本当はそんなはずはなくて、話のネタとして用いられているだけだと思う。 けれどこの極端な人間分類法は結構面白い。 世の中にはモテる人間とモテない人間しかいない。 世の中には支配する人と…

頑張らない生き方をしたら、生きやすくなった件〈改題・再掲〉

世間では頑張ることが当たり前、頑張ってこそ一人前という同調圧力がある。 これは精神主義と親和性がある。 頑張らない生き方を認める寛容さがこの社会にあれば、救われる人たちが多く存在する。 初出 2014/12/16 僕たちは誰かを励ますときに「頑張ってくだ…

レアケースを一般論として語るのは愚かである件

裕福でない家庭に育ったり、親から虐待を受けたりして恵まれない環境のもとで育った人は高学歴を得にくく社会的威信の高い職業に就く可能性は低くなる。 しかし、この事実を認めたくない人たちがいる。現に高い階層に属し、それは自分の実力だと思いたい人た…

自分の思い通りにならないから、人生は面白いという件

人生は思い通りにはならない。 志望校に落ちてしまうこともある。 就活で良い結果が残せず意に反した会社に勤めなければならないこともある。 自分が好きな人に振り向いてもらえないこともある。 会社が倒産したり、リストラに遭ったりして職を失うこともあ…

「出世」なんて大したことはない件〈改題・再掲〉

もう「立身出世」は死語なのだろうか。 最近の若い人たちは出世よりも自分らしい生き方を好む傾向があるという調査結果がある。 出世を目指す生き方はひとつの生き方に過ぎない。 出世など眼中にないという生き方がメジャーになればなかなかに面白い。 初出 …

他人に迷惑をかけてもよい件

僕たちは「他人に迷惑をかけてはいけない」と口酸っぱく言われ続け、このことが正しいことだと刷り込まれている。 確かに故意に他人に迷惑をかけることは良くないことだ。他人に迷惑をかけ、自分勝手な人は周囲から敬遠される。これは仕方がないことである。…

この国の「会社社会」は家族や学校に依存して成り立っている件

この国の社会保障制度は高齢者に厚く、現役世代には手薄な設計となっている。この手薄な部分を企業が担ってきた。健康保険の上乗せ給付や住宅手当・社宅の提供などの福利厚生制度である。 日本社会が「会社社会」である所以である。 この会社社会は今、家族…

人の評価基準は色々とあった方がよい件〈再掲〉

人をひとつの決まったモノサシで測ることは愚かであり、また怖いことである。 ある価値観のみで人を「選別」する行為は許されることではない。 初出 2014/12/9 僕たちは生まれてから死に至るまで絶え間なく「評価」されて生きていく。 特にこの社会では他者…

「ものわかりの良さ」は美徳ではない件

僕たちは常に相手を慮って「ものわかり良く」対処することが求められている。 自分の正しさや権利を主張することが憚られるケースが多々ある。正しさや道理が「互いにそこそこ納得する」という空気によってないがしろにされるのだ。 相手を慮って、空気を壊…

公務員を辞めても、仕事は色々あるし何とかやっていける件

僕のブログに辿りつく検索ワードで、「公務員 辞めた」「公務員 辞めたい」等公務員を辞めることに関するものが結構多い。 公務員を実際に辞めるかどうかは別として、今の仕事に疑問や不満を持っている現職の公務員が多いのかもしれない。 公務員は「安定」…

この国に本当のエリートはいない件

この国ではちょっといい大学を出て、官公庁や大企業に入った人たちを「エリート」と呼ぶ。 エリートの大安売り状態である。 大企業や官庁の幹部候補といえども単なる労働者に過ぎないことを忘れている。 有名大学出身者は学歴エリートであり、一般にこれらに…

僕はどこにでもいるような「その他大勢」の人間である件〈改題・再掲〉

僕はごく平凡な人間である。 かつてはこの事実から目を背け、自分がただの人であることを認めたくなかった。 世の中は「ふつうの人たち」がいることで成り立っている。 このことに気付いてから、肩の力が抜けて生き易くなった。 初出 2014/12/6 僕は若い頃に…

「忙しすぎて働いているヒマなどない」。これは名言である件

「忙しすぎて働いているヒマなんてありません」。 これは会社にしがみつかないで生きている人たちのインタビューを集めた本の中のある女性が語った言葉である。 この言葉は僕の心の琴線に響いたのだ。 彼女は趣味のサーフィン(だったと思う)と社会運動、友…

「就活」は大卒の新卒者だけのものではないという件

「就活」とは就職活動の略語である。 狭義では大卒者の新卒採用に関する就職活動を指す。巷で話題になるのも殆ど大学新卒者の就活である。 就職活動は大学新卒者の専売特許ではない。中高卒者や既卒者の就職活動も中高年の転職活動もすべて「就活」のはずで…

滅私奉公を死語にせよ、という件〈再掲〉

滅私奉公を美徳とするのは歴史物の小説やドラマの中にだけして欲しい。 組織に忠誠を誓うということは、その組織に埋没し寄生していることを意味する。 初出 2014/12/4 この国では自分が属する組織に忠誠を誓い、自分を殺して組織のために働くことが美徳とさ…

会社を辞めても何とかなる件

サラリーマンは気楽な稼業だと、昔に植木等が主演した映画では描かれていた。昔は昔で勤め人の苦労はあったと思うが、今ほど被雇用者が多くない時代にはサラリーマンは憧れだったのかもしれない。宮使い、月給取りとも言われ、サラリーマンは「安定」してい…

休むことを罪悪視するのはおかしい件

僕が通った小中学校にはなかったが、1年間無遅刻無欠席で通すと皆勤賞として表彰される学校があった。 この皆勤賞は今でもあるのだろうか。 学校は休んではいけないものだという風潮があり、親も学校もその風潮には疑問の欠片も持っていなかった。少々の風邪…

貧困問題について考えているとやりきれない思いになる件

僕は貧困問題に多大な関心を持っていて、このブログでも度々言及している。 貧困は自助努力で解決できるものではない。かと言って政策レベルですべてが解決できるものでもない。 社会構造の歪み、産業構造の変化、労働環境の劣悪化等々貧困問題は多くの背景…

僕は自分の生き方を指図されたくない件〈再掲〉

やたらと人の生き方や働き方に口を挟む輩がいる。 自分の狭い範囲での経験、底の浅い人生観・価値観を押し付けてくる。 自分と異なる価値観が認められないし、もし認めると自身のアイデンティティが崩れると恐れている。 僕はその手の輩の言葉には耳を貸さな…

我が身を守るために労働法の知識は必要だという件

僕の大学時代の専攻は社会学である。法律とは全く縁のない勉強を二十数年間続けてきたことになる。 僕が本格的に法律を学び始めたのは公務員試験を受けることに決めた大学3年生の終わり頃である。試験科目である憲法・民法・行政法を主に勉強した。これはあ…

誰でも即実践できます!あなたの不調をやわらげます あなたの心に灯をともす、根本的な解決法を伝授します