希望の舎―再生編ー

ライフサポーター&開運アドバイザーが書き綴るブログです。「あなたの心に灯をともす」ため、先人が伝承し語り継いできた叡智を伝えます。テーマは歴史/教育/宇宙論/仕事/居場所/心と体の癒し/健康法/開運法/運気アップ/民俗学/文化人類学/食養生法/少食/自然医学/甲田療法/中村天風/斎藤一人/エドガー・ケーシー/生きづらさ

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

引きこもり=心の病、と決めつけてはならない件〈再掲〉

引きこもりあるいはニートである人たちは個人の心がけの問題であるとか心に病があるとかの決め付けをしている人が多い。 この国ではある問題の原因を個人の「心」の問題にしてしまう傾向がある。社会構造の歪み・矛盾や政治の無策が隠蔽されてしまう。 初出 …

「ゆるい」ネットワークを創り、大切にしたい件

人はひとりでは生きていけない。 コミュニティに属し、そこで自分の役割を与えられ役割を果たして自分の存在意義を見出すことになる。 いわゆる中間社会や中間団体に属してリスクヘッジをしてきた。地域のコミュニティ、学校、会社、青年団、労働組合等の中…

自分は大した人間ではないと自覚してはじめて何かが見えてくる件〈再掲〉

人は誰でも自分は大した人間だと思いたいものだ。 他者とのわずかな差を見つけて自分の存在価値を見出そうとする。 このことは人間の業なのだろうか。 初出 2015/7/23 世の中には自分が優れた人間だと思い込んでいる人間がゴマンといる。 官僚、大企業の正社…

人は自分よりも劣る人を取り立てる件

僕は常々疑問に感じていたことがある。 それは会社の社長が独裁体制を敷き、そのことによって経営が左前になっているときに幹部は何をしていたのだろうと。確かに独裁的な経営者に異を唱えるとクビを切られることもある。左遷されることもある。しかし、筋の…

社会人=会社で働いている人ではない件

僕もそうだがわりと無造作に「社会人」という語を用いてしまう。深くは考えずに、ただ単に学校を卒業して働いている人を社会人としてカテゴライズしている。 ちょっと考えてみると、働いている人だけを社会人とするのはおかしいことだ。 子どもだろうとお年…

ヒマになればなるほどよく考えるようになる件〈再掲〉

僕が人並みに働いていた頃は仕事のことで頭がいっぱいで社会問題にまで気が回らなかった。読書量も極端に落ちていた。 いろいろと物事を考えるためには当然のことながら時間の余裕が必要となる。 初出 2015/7/21 僕がヒマ人的生き方を選択して良かったことが…

「抵抗」の手段として、税金を払わないということもありであるという件

僕たちは国家の一員として、あるいは地域社会の一員として納税の義務を負っている。 近代以降の国民国家では自明のことだとされている。 僕たちは何の疑問も持たずに税金を納めている。話題になるのは税金の「使い途」であって、税金を納めること自体の是非…

「非国民」とは誰のことなのかという件

戦時中、国家の意に沿わない言動をする人たちを「非国民」呼ばわりして攻撃の対象としていた。たちが悪いのは人を非国民として詰っていたのは一般大衆だったことだ。当時の「常識」に外れる人たちはすべて非国民だったのである。 この「非国民」という言葉は…

経済成長だけに絶対の価値を置くことはバカげているという件〈再掲〉

フリーター、ニートの問題あるいは少子化の問題も経済成長によって解決するという妄言を吐く自称識者が多い。 経済発展によって解決する問題も確かに存在する。しかし、何でもかんでも経済成長によって解決するという考えは単細胞である。 初出 2015/7/17 メ…

会社に行きたくないと感じることはまともである証である件

以前のエントリーでもふれたが、会社に行きたくないと思うことは誰にでもあることだ。 職場の人間関係が良好でない、上司がバカである、仕事自体がつまらない等々理由は様々である。 僕は常に会社に行きたくない病に罹っている。仕事がつまらなくなくても、…

「労働」は「麻薬」のようなものである件

労働(特に雇われて働く)の本質は、労働者が自分の時間とスキルを会社に提供し、その対価として賃金を得るものだ。労働契約に基づいた契約関係に過ぎない。会社の利益追求のための道具・駒に過ぎない。労働者は常に搾取され、再生産に要する費用として賃金…

世の中のほとんどの仕事は「誰にでもできる仕事」だという件〈再掲〉

人並みはずれた才能や資質を必要とする仕事はごく一部に過ぎない。 ほとんどの仕事は誰にでもできるものである。 つまり代替可能なのだ。 仕事に命をかけることもないし、人生のすべてをつぎ込むことなどない。 初出 2015/7/14 僕は幾度もこのブログで非正規…

僕の「バブル体験」を話してみる件

僕が大学を卒業してある都市の公務員になったのは元号が平成に変わったばかりの頃だった。 バブル景気(当時はそのような言葉はなかったが)の真っ只中だった。 僕は職業柄バブルの恩恵は殆ど受けなかったが、日常生活ではバブルの毒気に当てられていたよう…

僕は「ポンコツ」と言われている人に憧れる件

僕は今でも「使えない奴」とは思われたくない。競争社会から降りて、ゆるく生きようと決めてはみたもののやはり有用な人物と思われたい。 「使えない」と似て非なる言葉に「ポンコツ」というものがある。僕はこのポンコツという表現が割合と気に入っている。…

「合理的」思考や行動がベストだとは限らない件〈再掲〉

僕は非合理な思考様式を好まない。 なるべくならば合理的に物事を推し進めたいと思っている。 しかし、この世は非合理なことばかりである。 初出 2015/7/9 僕は子どものころから合理的な考え方や行動をとる傾向があった。 例えば書道教室を1日でクビになった…

「自立支援」は劣悪な労働市場への放り出しになってはいないかという件

昨年の4月から生活困窮者自立支援法が施行され、生活に困った人たちを救済する道筋が一応はできている。 これまでは生活に困窮した人たちに対する支援・援助は事実上生活保護制度しかなく、当事者にとっては非常にハードルが高いものであった。生活保護制度…

ブラック企業を淘汰するのに国家権力の介入は必要最低限にするべきという件〈改題・再掲〉

ブラック企業を規制するために国家権力が介入することには危うさがある。経済活動は私的自治の原則に則らなければならない。 労働者の権利擁護はまずは労働者自身の団結権・団体交渉権・争議権の行使によってなされるべきで、次に国家による法規制とするべき…

「素直」なことは決して美徳ではない件

人が成長するために最も大切なことは素直であることだとよく言われている。大抵の自己啓発物では素直に人の話を聞くことを薦めている。 僕のような天邪鬼ですぐに人の言うことを信用しないような人間は成長しないらしい。 素直さが大切だ、ということは確か…

安定を捨てると先が見えてくる件〈再掲〉

多くの人たちは生活の安定を求めている。 しかし安定とは幻想に過ぎない。 諸行無常なのだ。 初出 2015/7/2 僕たちは常に何らかの不安を抱えながら生きている。 病気になったら、会社が潰れたら、老後はどうなるか、などなど考え出したらキリがない。 これら…

当たり前の話だけれども、人には向き不向きがあるという件

僕たちは仕事でミスをすると落ち込むし、自分に能力がないのではないかと自分自身を責めがちである。 人はある仕事に就いてしまうと(ある会社に属すると)、自分の働いている領域が自分の全世界であるように錯覚してしまう。その「世界」の中で自分の力が発…

素朴な正義感を大切にしたい件

この世の中は矛盾だらけである。 この世の中は不条理に満ち満ちている。 僕もこの社会の歪みや社会構造の矛盾に僕なりに怒り、どうすれば良いかをこのブログで発信してきた。 その際に重視してきたことは「素朴な正義感」を持ち、それを表現することである。…

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