希望の舎―再生編ー

ライフサポーター&開運アドバイザーが書き綴るブログです。「あなたの心に灯をともす」ため、先人が伝承し語り継いできた叡智を伝えます。テーマは歴史/教育/宇宙論/仕事/居場所/心と体の癒し/健康法/開運法/運気アップ/民俗学/文化人類学/食養生法/少食/自然医学/甲田療法/中村天風/斎藤一人/エドガー・ケーシー/生きづらさ

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

おカネは汚いものなのかという件〈改題・再掲〉

カネはモノやサービスとの交換手段に過ぎない。 カネ自体に価値があるわけではない。しかし、僕たちはカネを稼ぐことにあくせくしている。 カネというものが本来有する性質をよくよく考えることも必要である。 初出 2014/9/30 資本主義体制の現下の社会では…

「学ぶ」ことは本当は楽しいという件

僕は小中学校のときは予習・復習を全くしていなかった。さすがに中学校のときは定期テストの前に勉強はしたが、日常的には勉強をする習慣はなかった。 高校に入ると(ローカル進学校だったため)数学と英語だけ予習をするようになった。予習をしないと授業に…

人を「選別」することの恐ろしさについて考えてみる件

以前のエントリーで人間を「選別」することについて少しだけふれてみた。僕はこの「選別」という言葉が嫌いである。選別する側にもされる側にもなりたくない。 しかし、現実として人はその人生において「選別」され続けなければならない。入学試験、入社試験…

「世の中は甘くない」ことはないという件〈再掲〉

世の中は甘くない、とよく言われる。 そんなことはない。甘いこともあるし、甘くないこともある。 精神論が好きなこの国の人たちの世迷言に過ぎない。 初出 2014/9/27 僕はなるべく「楽をして」生きたいと思っている。 僕は「楽しく」生きたいと願っている。 …

学校には必ず通わなければならないということに異議を申し立てる件

僕は小学校5年生のときに不登校を経験している。その学年でまともに通った期間は半分位だった。 当時は「不登校」という言葉はなく、「登校拒否」といわれていた。今ほどに社会問題とはなっていなくて、学年では僕一人だったと記憶している。のんびりしたと…

「苦労」なんてしない方がよいに決まっている件

「苦労は買ってでもせよ」という言葉がある。 わりと頻繁に用いられている格言である。 人は苦労を乗り越えてこそ一人前になるという精神論である。 苦労知らずの人は人間としての重みがないともよく言われる。ならば今の総理大臣は全く重みのない人と言うこ…

入試に「人間性」を持ち込むのはおかしいという件

現在、大学入試の方法を変えようとの議論が進んでいる。従来の学力を測る入試方法から、人間性を見る方式に変えようということらしい。 これまでの受験知識偏重の選考方法から、多角的に判断する方法へと変え、国際化や価値観の多様化に対応するのが狙いだと…

地位や役職、肩書きにこだわるのは自分に自信がないからだという件〈再掲〉

僕もかつては地位や名声を欲していたときがあった。 他の誰かに評価されないと不安で仕方がなかったのだ。 社会的地位や肩書だけで人を判断しないように自分を戒めている。 初出 2014/9/23 僕たちは肩書きや権威に弱いという面があるのは否定できない。 有名…

学歴社会を批判したり公務員バッシングをする人はその考えを徹底しているのかという件

学歴社会批判や公務員に対するバッシングは相変わらず続いている。 この両者ともに居酒屋談義で済んでいるうちは害がない。 おそらく多くの人は学歴差別を憤ったり、公務員をバッシングして日頃の鬱憤を晴らしているだけなのだ。 学歴社会を批判する人は自分…

そもそも「グローバル人材」って何、という件

昨今の企業経営においては、市場を日本国内だけに求めていてはジリ貧となり、海外市場に積極的に進出する必要性が高まっているといわれている。中小企業においても、大企業と同様に世界で勝負しなければならない。また介護や飲食店といった国内で完結すると…

ブラック企業が問題視されるのはこの社会が成熟したからという件

僕が正社員として働いていたとき、最も嫌だったのは残業することが当たり前という考え方が支配的だったことだ。自分の仕事が終わらない時は仕方ないと思っていたが、付き合い残業をさせられることがたまらなく嫌だった。 ただ、当時は今ほどの長時間労働が常…

自己実現、キャリア・アップ、成長、だから何?という件

僕はビジネス書はほとんど読まない(はっきり言って嫌いである)が、たまにビジネス雑誌を立ち読みしたり、ウェブでビジネス関係の記事を読んだりする。 そこで引っかかるのが、スキルアップに関する記事がやたらと多いことである。経済のグローバル化や社会…

人生でつまづくことは誰にでもあるし、悪いことばかりではない件〈再掲〉

順風満帆な人生なんて面白くない。 と、そう思えるようになった。 山あり谷ありの人生で泣き、悲しみ、喜びを積み重ねて人生を全うできればこれに勝る幸せはない。 初出 2014/9/20 僕たちは順風満帆な人生を送ることを望んでいる。思い悩むことや絶望に瀕す…

会社や役所の不祥事は「掟」に従っただけという件

僕の好きな作家の内の一人に宮崎学氏がいる。 彼のデビュー作『突破者』を読んだときの衝撃は凄かった。その後に出された作品も傑作が多い。 その宮崎氏の作品群に共通して述べられていることは、アウトロー的な生き方、市民社会に対して疑いをもつこと、エ…

「サービス残業」は異常なことだと認識しなければならない件

よくよく考えてみると「サービス残業」という言葉は変な言葉だ。こんな言葉がまかり通る日本の社会は異常といえる。あと「名ばかり管理職」も同様に。 本来、企業に勤めて給料を貰うという行為は、労働「契約」に基づくものに他ならない。サラリーマンは労働…

僕は「愛国者」である件

僕はこの国を愛している。 たとえ生き辛い社会であろうと、世間の同調圧力が強かろうと、その他不条理なことが多かろうとも。 生まれ育った故郷、青春時代を過ごした街には格別の思い入れがある。僕という人間を育んでくれた故郷、そしてこの国を愛おしく思…

「正義」を疑え、という件〈再掲〉

正義に凝り固まった言説には眉に唾をつけて向き合う態度が必要だと思う。 100%の正義なんてありえないし、そんなものが存在すること自体が恐ろしい。 歴史上、正義の名の下に繰り返されてきた惨劇を忘れてはならない。 初出 2014/9/16 近年薄っぺらい「正義…

かつて公家が没落し、武士が政権を奪取したのはなぜかという件

3年前の大河ドラマは「平清盛」であった。 低視聴率ばかりが話題となってしまったが、内容は重厚で見応えのあるものだったと僕は思っている。 一般に武士の世の中を作ったのは源頼朝だと思われているが、その先鞭をつけたのが平清盛である。清盛はドラマ等で…

「自己決定」は本当に「自己」で決定しているのかという件

僕たちは何事かをなすときにすべては自分の判断で自分で決定していると思っている。 現代社会ではこの「自己決定」が正しいこととされている。 例えば福祉の領域。 介護保険法や障害者自立支援法によって高齢者や障害者の「自己決定」が尊重され、自分で好き…

べーシックインカムについて考えてみる件〈再掲〉

生活保護は何かと使い辛い制度である。 かと言って貧困問題を放置することは許されない。 貧困問題を解決する方法のひとつとしてベーシック・インカムを考えてもよいと思う。 初出 2014/9/13 ベーシック・インカムとは、すべての人に無条件で個人単位で生活…

カネが持つ魔力に飲み込まれないようにしたい件

カネには人を惑わせる魔力が備わっている。 多くの人たちはカネのためにのみ働いているわけではない。カネ儲け至上主義に異を唱える人も多いはずだ。 しかし、資本主義体制下の社会ではカネを生まない人や物事は無価値だとされる。カネの多寡によって人は選…

仕事にやりがいや生きがいがなくてもよい件〈再掲〉

仕事に対して過度な期待を持たない方がよいと僕は思っている。 仕事の中に生きがいを見出すことは悪いことではない。 やりがいのある仕事に就ければそれに越したことはない。 しかし、仕事だけの人生なんて面白くない。 初出 2014/9/9 僕はこのブログで何度…

日本的な給料の決め方は良いのか悪いのかという件

給料の決め方には色々な分類法があるが、よく用いられるものとして「属人給」と「仕事給」と二分する方法がある。 属人給とは人に値段をつける方法である。就いている職種に関係なくその人の職務遂行能力の到達度で決める方法である。年功給や職能給がこれに…

悪いことをしてもバチは当たらない件〈再掲〉

世の中には巨悪が眠っている。 悪いことをしたらバチが当たるなんて迷信に過ぎない。 でも僕たちは悪いことをすればバチが当たるのではないかと恐れる。 人の持つ「悪」の部分を抑制する効果はあるのかもしれない。 初出 2014/9/6 悪いことをすればバチがあ…

僕はいつも「このままでは終わらない」と思っている件

僕はダメ人間である。 意識が低い人間でもある。 でも心の奥底では「このままじゃ終わらない」と密かに思っている。 何も世界征服を企んでいる訳ではない(当たり前か)。 起業してリッチになろうとか、何かの分野でメディアに取り上げられて時の人になろう…

有給休暇は取らなきゃ損、という件〈改題・再掲〉

有給休暇は要件を満たせば発生する強い権利である。 恩恵的なものではない。 この点を誤解している人が多い。 会社は有給休暇の所得を拒むことはできないのだ。 初出 2014/9/4 たまには元社労士らしいテーマで書いてみようと思う。 そこで今回は年次有給休暇…

組織に順応しすぎると副作用もある件

僕たちは学校にしても会社にしてもあるいは広くとらえて社会にしてもその組織に順応することを強く求められる。組織に順応してこそまともな人間だと認知される。 組織に順応できない人はその人の資質や性格に問題があるとされ、組織から排除される。 確かに…

働くことが嫌いだと大っぴらに言えないのは辛い件〈再掲〉

どうしてこんなに働くことが苦痛なのだろうか。 僕が怠け者のダメ人間だから、というのはひとつの要素ではある。 労働に潜む根源的なものが苦痛をもたらすと僕は思っている。 初出 2014/9/2 僕は働くことが嫌いである。 もっと具体的に言えば、会社をはじめ…

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