大学生の時に文化人類学の講義で「ブリコラージュ」という用語とその意味を知りました。
レヴィ・ストロースが提唱した概念で日曜大工みたいなことを指しています。
要はありあわせのものをうまく活用する技法のことですね。
文化人類学の講義で教わったことは殆ど忘れてしまいましたが、「ブリコラージュ」という言葉だけはずっと覚えていたわけです。
冷蔵庫に残っている食材を使って、うまく料理を作る人は凄いと思います。
本当に尊敬します。
これも典型的な「ブリコラージュ」です。
今、自分の手元にあるもの、持っているものを智慧と工夫をもってうまく利用し組み合わせてその場その場を乗り切っていく・・・
これって、実は凄いことやん!
この考え方って、上手に取り入れたら、きっと幸せや豊かさや幸運を呼び寄せる・・・
と閃いたのです。
もちろん、私一人で思い付いたわけではありません。
私が敬愛し師と仰いでいる方々の導きによるものです。
私は「ブリコラージュ」を勝手に自分独自に拡大解釈しています。
それは・・・
私がより幸せで豊かになるため、より楽しく面白く生きていくために「なんでもありのいいとこ取り」というスタンスを採り入れることです。
常識、科学、人文学、社会科学等々、果てはオカルトやスピリチュアル何でもござれ・・といった感じでウェルカムにするわけですね。
もちろん、他人に迷惑をかけないようにすること、さらには私の考え方を押し付けないことを肝に銘じて。
まあ、一言で表現するなら・・・
「テキトー」
「いいかげん」
「ゆるゆる」
といったところでしょうか。
私がこれまで生きてきて色々なことに遭遇して、行き着いた結論が・・
「深いことを、軽く考える」です。
深刻になっても、重く考えても仕方がないし、ロクなことにはならないと気付いたのです。
物事を深掘りして考えはするけれども、悲観主義には陥らない。
未来は少しずつ善きように変わっていく、と楽観主義に徹するのです。
それこそ、私がこのブログで貫いている「なんとかなる」スピリットですね。
今、ここに、自分に与えられたもの、あるものを知恵と工夫を凝らして組み立ててやり過ごすことを続けていくと大抵のことはうまくいきます。
プラスして、その「ありあわせのもの」があることに対して常に感謝の気持ちを持つことができればまさに「鬼に金棒」です。
これができるのはかなりの上級者だと思います。
私は・・・今はなかなか実行できていません。
いつかできるようになるはずだと、かるーく考えています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます。