希望の舎―再生編ー

ライフサポーター&開運アドバイザーが書き綴るブログです。「あなたの心に灯をともす」ため、先人が伝承し語り継いできた叡智を伝えます。テーマは歴史/教育/宇宙論/仕事/居場所/心と体の癒し/健康法/開運法/運気アップ/民俗学/文化人類学/食養生法/少食/自然医学/甲田療法/中村天風/斎藤一人/エドガー・ケーシー/生きづらさ

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

サラリーマンは個人事業主でない、労働者だという件

自己啓発系の本などでサラリーマンは個人事業主になれ、という類の言説がなされていることがある。大部分は個人事業主の意識を持てという意味合いのものだ。つまり、個人でいかに業績を挙げて利益を出すかを追求せよということである。また、会社という組織…

こんな時代だからこそ労働運動が必要である件

現在の労働組合の組織率は20%を割り込んでいる。大企業以外に勤める人たちの大半は労組に加入していない。 労働者の殆どは自分の身を守る術を持たないでいる。会社が押し付ける違法な労働条件や不当な取り扱いに対して声を上げることができない状況にある。…

他人のミスには寛容でありたい件

殊更人前で人のミスを叱責する者がいる。 時には叱責し、大声で罵倒することに陶酔するようなバカがいる。叱責される方にとってはたまったものではない。大概この手の輩は無能な者が多い。すぐに感情的になり、独善的であり、客観的な思考ができない視野が狭…

会社中心のこの世の中に異議申立をしながら生きていく件

会社はモノ、サービスを提供し利益をあげるための組織に過ぎない。あくまで人が中心となるべきものである。 人ありきで会社が存在し、会社ありきで人が従属するのではない。 今のこの世はあまりにも会社の論理で動きすぎているように思われる。 働く=会社に…

全精力を仕事に注ぎ込まなくてもよい件

この国の労働者、特に正社員は仕事に全精力を注ぎ込むことが当たり前だとされている。プライヴェートを犠牲にすることも厭わない態度が要求される。 自分の仕事を終えても付き合い残業をさせられたり、意味のない長時間の会議に出なければならない。 極言す…

この国の政治体制は三権分立ではなく行政が肥大しすぎている件

日本は立法・行政・司法からなる三権分立だと学校で習った。国権の最高機関は立法府である国会であるとも習った。 実態はどうだろうか。 行政が肥大化し官僚支配が蔓延り、国会は形骸化し、司法は行政の統制下に置かれている。 法律を作るのは国会の権能であ…

引きこもり=心の病、と決め付けてはならない件

僕は今までの人生で二度引きこもったことがある。 一度目の引きこもりは小学校5年生の頃に不登校になったときである。両親は当初は軽く考えていてすぐに学校に通うだろうと高をくくっていた。しかし、不登校が長期化するにつれていよいよ心配になり、僕を神…

差別は絶対悪なのかという件

役所や公的施設等の「差別のない社会を」という類の垂れ幕がかかっているのをよく見かける。 大抵の自治体は差別撲滅をスローガンに掲げていることが多い。特に地域内に被差別部落が存在する自治体では、大々的にこの手のスローガンを掲げる傾向にある。 「…

自分は大した人間ではないと自覚してはじめて何かが見えてくる件

世の中には自分が優れた人間だと思い込んでいる人間がゴマンといる。 官僚、大企業の正社員、政治家、医師や弁護士などの専門職に就いている人、芸能人、などなどである。 確かにごく一部に才能に溢れた人がいるが、ほとんどの人たちは有象無象である。 難関…

「融通が利く」ことが良いとは限らない件

よく公務員や大企業の社員は融通が利かないという批判がなされる。 杓子定規であり、前例踏襲主義であり非効率なことが多いのも確かである。 また融通が利かないことは柔軟な発想が出来ないとか、社会の進歩を阻む障壁になるとも言われる。 果たして「融通の…

ヒマになればなるほどよく考えるようになる件

僕がヒマ人的生き方を選択して良かったことがある。それは物事をよく考えるようになったことと、自分が興味を持つ領域が広がったことだ。 時間が余っているので、興味を持った事柄を自分なりに調べ勉強することができる。メディアが垂れ流す情報を疑い、無自…

他人に迷惑をかけても構わないという件

僕たちは親や年長者から「人様に迷惑をかけるな」と事あるごとに言われ続けてきたと思う。 確かに犯罪やそれに近い行為で、他人に迷惑をかけることはいけないことだ。また、迷惑な行為によって他人の生活を脅かすようなこともあってはならないことである。 …

貧困問題の解決のためには対症療法も必要である件〈再掲〉

この世の中の問題、歪み、矛盾を解決するためには社会構造の変革が必要である。しかし、それには膨大な時間がかかる。目の前の問題を即座に解決できない。 そのために「対症療法」的な施策が是非とも必要になる。 初出 2015/1/15 現在の医療は対症療法がメイ…

経済成長だけに絶対の価値を置くことはバカげている件

メディアを通して僕たちは一元的な価値観を押し付けられている。 その最たるものが「経済成長至上主義」的なものである。この社会で起きている数多の問題は経済成長で解決できるという能天気な言説である。 貧困の問題にしても、経済成長さえすれば解決でき…

「窓際族」にも存在価値があるという件

会社での出世競争に敗れたり、仕事ができないと烙印を押された人たちは閑職に追いやられて「窓際族」と呼ばれていた。今ではもう死語なのかもしれない。窓際族になる前にリストラされて淘汰されてしまう。 かつての窓際族にはある意味存在感があったように思…

「40歳定年」は一考の余地があると思う件

少し前に「40歳定年」を唱えた人がいて(名前を忘れた)話題になった。一見暴論のように思える説ではある。巷の人たちは60歳から65歳で定年になることを、あるいは定年制を自明のものとして捉えている。定年制なんて便宜上作られた制度に過ぎない。本来はい…

世の中のほとんどの仕事は「誰にでもできる仕事」だという件

僕は幾度もこのブログで非正規雇用の人たちの処遇を良くしろ、正社員のレベルに近づけるべきだと主張してきた。同じような仕事内容なのに非正規雇用というだけで劣悪な待遇に甘んじることを強いるのは不合理だと述べてきた。 この僕の主張に対して、非正規雇…

人生には「逃げ道」も時には必要となる件

人生において克服が困難な出来事に遭遇することがある。仕事に行き詰ったり、愛する者を失ったりすると生きていくことが辛く感じることがある。 壁にぶち当たったときには、その壁を打ち壊し正面突破の方法で克服することが賞賛される。 現に困難にぶつかっ…

僕は「現実逃避」をしていない件〈再掲〉

僕は多くの同年代の人たちとは違う生き方をしている。 経済成長とも競争とも無縁の生活を送っている。 遁世しているわけではない。 僕なりに現実と向き合っている。 初出 2015/1/10 僕のブログに対する批判をいただくことがある。 その殆どが現実から逃避し…

自称「エリート」だらけのこの社会はさぞかし立派なんだろう、とシニカルになってみる件

日本社会では、少し有名な会社の正社員だったり(しかも幹部候補であれば)、有名大学出身だったりしただけで「エリート」の称号を得られる。 日本国中、自称・他称エリートだらけの優秀で立派な社会である。さぞかし意識の高い市民社会が成立しているのだろ…

「合理的」思考や行動がベストだとは限らない件

僕は子どものころから合理的な考え方や行動をとる傾向があった。 例えば書道教室を1日でクビになった話。 通常書道教室(あるいは学校の授業)では墨は自分の手で磨ったものを使う。僕は市販の墨汁を買ってそれを使おうとした。それを先生に咎められて、僕は…

公務員、いわゆる木っ端役人の取り扱いという件

今も昔も公務員に対する風当たりは強いものがある。社会の公僕という立場で税金から給料が支払われているのだから、市民の目が厳しくなるのは仕方がないことである。重箱の隅をつつかれて、公務員が批判に晒されているのをみると可哀想に思えてくることもあ…

「天職」なんてそうそう見つからない件

よく就職関係や自己啓発関係の本で天職の見つけ方という特集が組まれる。 この手の記事は天職があること、それが見つかることが自明であるという前提で書かれている。 これから就職をしようとする人たちや転職を考えている人たちの中で、自分に天職があるは…

国家権力によって「ブラック企業」問題を解決することは良いことなのかという件

ブラック企業問題に関する言説で国は積極的に関与して問題企業を規制せよというものがある。 既存の労働基準法やその他の労働法に加えて「ブラック企業規制法」的な法律が必要だという論もある。 これらの言説は一見正しいようにみえる。働く人たちを酷使し…

「働きやすい職場」について考えてみる件

仕事をするなら、やはり働きやすい職場で働きたい。サラリーマンの誰もがそう考えているのではないだろうか。 どういった職場が働きやすいのか、人によって条件が異なるとは思うが、一般論的に少し考えてみたい。 僕が考える「働きやすい職場」とは、①ゆとり…

時には人に甘えてもよい件〈再掲〉

「他人に甘えるな」「迷惑をかけるな」などなどと僕たちは言われ続けてきた。 「自立」という幻想を信じさせられてきた。 人に甘えられず、迷惑をかけられない社会は息苦しい。 初出 2015/1/4 僕たちは常に「自立」を求められている。 生活費のすべてを自分…

自分の金儲けのために老後の不安を煽っている輩が多いという件

僕たちはいつ死ぬか分からない。 死亡リスクに備える必要がある人たちは何らかの対策をしておかなければならない。例えば家族がいて住宅ローンを抱えている人たちは、万が一の時のために残された家族の生活費やローンの清算のためのお金を用意しておく必要が…

安定を捨てると先が見えてくる件

僕たちは常に何らかの不安を抱えながら生きている。 病気になったら、会社が潰れたら、老後はどうなるか、などなど考え出したらキリがない。 これらの不安を打ち消すために、「安定」を得ようともがくのだ。 学歴を得る、大きい会社に勤める、正社員になる、…

何でもかんでも「心の問題」として片付けるのは間違っている件〈再掲〉

何か事件や問題が起きるたびに「心の問題」として矮小化する傾向がある。 この社会システムの歪みや矛盾、制度疲労に言及することなく、個人の心の持ちようが大切なとど言うお為ごかしでスルーし、結局は根源的な問題は解決されぬままに放置される。 初出 20…

誰でも即実践できます!あなたの不調をやわらげます あなたの心に灯をともす、根本的な解決法を伝授します