私たちはある「とんでもないこと」をずっと刷り込まれています。
それは・・・
「迷ったときには厳しい方を選べ」
「迷ったときには正しい方を選べ」
・・といった感じの「人のあるべき道」を説かれ続けることです。
今は変わったのかもしれませんが、私より二世代ほど下までの人たちは学校や会社でそう教え込まれてきたと思います。
いわゆる、オッサンたちは「何を当たり前のこと言うてんの」と反応するケースが多いかと思います。
そこで、私はそういった方々に問いたいのです・・・
「この刷り込まれた常識」「思い込み」に従ってきてあなたは幸せになりましたか?
あるいは人生を謳歌できていますか?
おそらくは、多くの人たちが否定的な答えをするでしょう。
そりゃそうですよ。
正しいことや厳しいと感じたことばかりを選んでいたら、やることなすこと「苦しい」ことだらけになります。
忍耐ばかりを強いられます。
確かにこのように厳しく正しい道を貫いたら、経済的成功や社会的地位とか名誉を得られるかもしれません。
それでその人が満足ならば、その人にとってそれが幸せなのであって他人がとやかく言う筋合いのものではありません。
問題なのは・・・
自分の本心によらずに、自分の意に反して厳しい道・正しい道を選んで、結果として「こんなはずじゃなかった・・」という思いに憑りつかれてしまった場合です。
このような人たちは少なくないと思います。
かく言う、「脳天気・テキトー・ええかげん」を地で行く私も、ちょっと前まではこの「呪縛」によって幸せからほど遠いところをウロウロしていました。
私の心の師である斎藤一人さんは・・・
「迷ったら、楽しい方を選んだらうまくいくよ」
・・と繰り返しご著書や講演で言われています。
この言葉と同じようなことを他の方々も、昔から言われています。
私もよく見聞きしてました。
でも、「厳しい道を選ぶべき」という思い込みに囚われていて、なかなか一人さんの言われたことを実践できませんでした。
このブログでも何度も書いていますが・・
私は「人生に煮詰まって」ようやっと「楽しいと感じること」を積極的に採り入れることができるようになりました。
物事を選択するときの優先順位のトップに「楽しいこと」を据えるようになりました。
その結果・・・
明らかに人生が好転し始めています。
「それは、ただの思い過ごしやん、勝手にそう思っているだけやん」
・・・と「正論」を言う人もいるでしょう。
楽しさばかりを追求したら「努力しなくなって、怠けるようになる」とも言われるでしょう。
そう思われている人たちは決して間違ってはいません。
今の社会システムの下で生き残るためには、そのような考え方をベースにした方がうまく適応できます。
ただ、「楽しいと感じる」方を選んで、かつ積極的に楽しさを追求することは、決して「楽をする」ことではありません。
自分が心の底から楽しいと感じることは、たとえ他人からは苦しそう見えていたとしても、当の本人は全く苦しさを感じていないのです。
「成功者」と称される方々には「寝る間も惜しんで働いた」というエピソードがよく残されています。
まさしく、「楽しい」ことを継続することこそが、人生を豊かで幸せにするエッセンスだということを雄弁に物語っています。
・・とは言っても、もう遅いのではないか・・と思われるかもしれません。
そんなことはありません。
今からでも「楽しい」ことを選んで、それらの楽しいことをやり続けてみよう、と意識するだけでいいのです。
あとは実践あるのみです。
大丈夫です、きっとあなたならばできます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます。