希望の舎―再生編ー

ライフサポーター&開運アドバイザーが書き綴るブログです。「あなたの心に灯をともす」ため、先人が伝承し語り継いできた叡智を伝えます。テーマは歴史/教育/宇宙論/仕事/居場所/心と体の癒し/健康法/開運法/運気アップ/民俗学/文化人類学/食養生法/少食/自然医学/甲田療法/中村天風/斎藤一人/エドガー・ケーシー/生きづらさ

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「みんな」と同じような生き方なんてしなくてもよい件〈再掲〉

僕は事あるごとに「みんな」を持ち出してくる人たちが嫌いだ。 この同調圧力を正当化する「みんな」という言葉が死語になる日が来ることを切に願っている。 初出 2016/2/25 20代の後半から30代の頃、やたらと結婚を勧められた経験がある。ありがたいことに見…

介護職、聖なる職ではなく賤なる職でもない件

僕は以前このブログで介護や福祉の仕事は特別なものではなく普通の仕事に過ぎないと書いた。介護職を特別視すると様々な弊害が生じるとも書いた。 今回のエントリーではなぜケアワークが神聖視されたり、逆に卑賎視されたりするのかを考察してみたい。 奈良…

「即戦力」幻想に惑わされてはならないという件

昨今は新卒者の採用においても「即戦力」を求める傾向にある。この場合の即戦力は会社の教育・研修を最小限に止めて、短期間で現場の戦力にするという意である。 大学や高校でも会社側のこの利己的な要望に応えようとあれこれ対策を講じている。 グローバル…

会社に過剰に適応することは危険だという件〈再掲〉

僕たちは様々な環境に適応する力を備えている。 組織に順応する能力はそのうちのひとつである。 しかし、ものには限度がある。過度に適応をしようとすると、そこには様々な弊害が生じることになる。 初出 2016/2/16 僕たちは生まれてからずっと自分が置かれ…

人材派遣業者は必要悪であるという件

少し前、経済格差やワーキングプアが盛んに取り上げられたとき、特にリーマン・ショックの影響で派遣切りが横行したときに派遣会社が諸悪の根源としてやり玉に挙げられたことがある。 低賃金で細切れの雇用契約、寮費や生活必需品等を高額で控除する等散々非…

漂泊する芸能民・遊女と差別について考えてみる件

歴史上最も古い職業は芸能民と遊女と占い師だといわれている。これらの職業はシャーマニズムとアニミズムに源流がある。太古の昔の人たちは芸能の民や遊女に畏敬の念を抱いていた。普通の人たちからすると、神懸り的なものに見えたからだ。 そして、国家体制…

住宅政策は社会保障制度の根幹である件

衣食住の中でも「住」の確保が最もカネがかかる。 そして「住」のレベルがどの程度のものかは社会政策が機能しているかどうかの判断基準となる。残念ながらこの国の住宅政策はとても貧弱であり、社会政策のレベルは低いと言わざるを得ない。 労働者の所得は…

転職を繰り返すジョブ・ホッパーこそが組織に縛られない働き方であるという件

今はかなり様相が変わってきたが、何度も転職を繰り返す人は高い評価を得ることができなかった。たとえ能力に秀でていても「堪え性がない」「協調性がない」とみなされて会社社会では評価されなかったのである。 ある人が犯罪を犯したときにその経歴を伝える…

「我慢」なんて全然美徳ではない件〈再掲〉

人は生きていくうえである程度の我慢は必要である。 しかし、我慢することを必要以上に神聖視したり絶対視すると様々な問題が起きる。人としての尊厳が損なわれる場合もある。 初出 2016/2/12 僕たちは幼少時から我慢することを我慢の大切さを教え込まれる。…

公務員を辞めたことは本当にもったいないのか、という件

僕がかつて地方公務員だったこと、公務員を辞めたことを言うと「もったいない」という反応がとても多かった。 その際にいつも僕は思っていた。 どうして「もったいない」のだろうかと。 僕は公務員という仕事に面白さを見出せず、また自分には全く合っていな…

人に多少の迷惑をかけても生き延びることが大切だという件

僕たちは幼少時から他人に迷惑をかけてはいけないと刷り込まれる。 人に迷惑をかけることを恐れ、人から迷惑を被ることもまた恐れるようになる。迷惑をかけない生き方が「自立」だと思い込んでいる。 高齢者や障碍者の介助の現場でも、自殺においても「他人…

内面や私生活に介入されたくない件

僕たちはどのような思想や信条を持とうとも自由である。たとえそれらが現体制の破壊を企図するものであっても内面で留まり表立っての行動に出ない限り自由を侵されることはない。また自分の私生活を他者にとやかく言われる筋合いもない。 こんなことを書くと…

組織のトップはバカのほうが良いのかという件

江戸時代には「主君押込め」という思想があった。 藩のためにはならない主君を家臣団が結束して隠居に追いやることを正当化した理論である。 徳川幕藩体制下の各藩では藩主が独裁体制を敷いていることが稀であり、大半は家老を中心とした合議制によって藩の…

家柄や生まれによって生き方が決まるのは不条理である件〈再掲〉

相変わらずこの国では「家柄」に対する幻想がある。 ある人の能力や人格に家柄は関係ない。 家柄に対する幻想がなくならない限り、世襲もなくならない。 初出 2016/2/4 僕は貧困問題に多大な関心がある。行き過ぎた格差についてはこれを是非とも失くすべきだ…

「完全」や「健康」ばかりを求められる社会はおかしいという件

僕たちは不完全な存在である。 だからこそ完全な存在である「神」という概念を創りだし、宗教を生み出したのだ。 自分が不完全な存在であることを知り、それを超越しようとして様々な知的活動を営々と続けてきたのである。 しかしながら、僕たちは実生活にお…

有名企業に採用されたからといって自分が優秀だと勘違いしてはダメだという件

初対面の人と言葉をかわすときに、僕たちは大抵相手の勤めている会社を聞いてしまう。相手の勤め先をランク付けして、そのランクによって相手の値踏みをするのだ。そうすると相手の勤め先が上場企業であったり、有名企業だったり、官公庁だったりするとラン…

「いいかげん」で「適当」なことは良いことだという件〈再掲〉

僕は「ゆるく」ものごとを考え、生きていきたいと思っている。 そのために「いいかげん」で「適当」である自分を肯定している。 必死になって完璧さを追求しても、それが楽しい人生につながるとは思えない。 初出 2016/2/1 生真面目な人、完璧主義者といった…

お笑い芸人のレベルが昔よりははるかに高くなっている件

僕は子どもの頃からお笑いが好きである。ずっと吉本新喜劇や漫才番組を見続けてきて、お笑いに対する見る目が肥えていると自負している。 昨今、バラエティ番組がつまらなくなったとか、芸人のレベルが下がっているとかの話が聞かれるが前者のバラエティ番組…

誰もが幸せに暮らせるユートピアなんて存在しない件

社会の変動の影響を最も受けるのは庶民である。 戦争のときには兵隊として戦場で使い捨てにされ、不景気のときはその影響をモロに被り生活が苦しくなる。時代を遡れば、飢饉となれば飢餓状態に陥り餓死者も多く出た。 一方、どのような社会状況下でもしたた…

この社会では「自己肯定感」が徐々に奪われていくという件

この世知辛い世の中で生きていくためには自己肯定感を持ち続けることが大切になってくる。 自分はこの世に存在していてもいいんだ、と思えれば大概のことは克服できる。 僕がこれまでに何とか生き延びることが出来てきたのは自己肯定感を失うことがなかった…

会社で「できない奴」扱いされても悲観することはない件

会社で雇われて働いていると程度の差はあれ上司や同僚からの評価が気になる。その評価が待遇に直結していたら尚更である。 他人にどう思われようと気にしないように努めてもやはり評価は気にする。 これは人の持つ性なのだろうか。 ある会社での評価はそこで…

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