希望の舎―再生編ー

ライフサポーター&開運アドバイザーが書き綴るブログです。「あなたの心に灯をともす」ため、先人が伝承し語り継いできた叡智を伝えます。テーマは歴史/教育/宇宙論/仕事/居場所/心と体の癒し/健康法/開運法/運気アップ/民俗学/文化人類学/食養生法/少食/自然医学/甲田療法/中村天風/斎藤一人/エドガー・ケーシー/生きづらさ

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

働き過ぎで身体を壊すなんてバカげている件

当たり前の話だが、僕たちは生活を成り立たせるために、あるいはより余裕のある生活を営むために働いている。 僕たちは生きる糧を得るために働いているのであって、働くために生きているわけではない。 働くことに生きがいややりがいを感じることは素晴らし…

意識が高いビジネスマンも所詮は「労働者」であるという件

僕はこのブログで、「意識高い系」の人々や「自己啓発教」信者の人々に対して否定的なことを述べてきた。意識低い系の僕の僻みや妬みがないとはいえない。ダメ人間の自分を正当化している面もある。 先にこのエントリーの結論を言っておこう。 社内でエリー…

我慢をしすぎるのはよくない件〈改題・再掲〉

雇われ人、特に大企業のサラリーマンは「我慢合戦」を強いられている。 職種は変わる、勤務地は変わる、上司の命令は絶対などなど精神衛生上良くないことのオンパレードである。 必要以上のガマンなんてすることはない。 初出 2014/10/21 この社会では我慢す…

「愛国心教育」なんて不要だという件

坊ちゃん総理のアベちゃんが愛国心がどうのこうのと言い続けている。 愛国心というか公共心も含めて、まずは政治家や官僚どもに言うのが先だろう。 国益や国民の利益を顧みない政治家や官僚などははっきり言ってムダ以外の何物でもない。いや、害虫か寄生虫…

他人の評価が本当の自分の姿なのかという件〈改題・再掲〉

「本当の自分」なんてあるのだろうか。 自分への評価は自身のものであろうと他者からのものであろうと信じるに足るものなのか。 他人の評価ばかりを気にしていても面白くない。 初出 2014/10/18 僕がまだ競争に明け暮れていた頃、ある著書の「自分の評価はす…

「指示待ち人間」で十分だという件

「意識の高い」人は指示をされる前に自分で判断して行動し、そのような人が会社・組織の求める人材だという。 いちいち指示を待って行動するような人は創造性も自律性もないどこにでもいる人材だとみなされる。もっと言えば、「使えない」人材である。 自分…

リストラされた人たちは能力が低かったとは限らない件

「リストラ」という言葉が市民権を得たのはどの位前のことだったのだろう。リストラは、一過性の流行ではなく、今やすっかり社会に定着してしまい、特別なことではなくなってきている。 元々は事業の再構築という意味を持つリストラクチャリングが、いつの間…

税金を払っていない人は何も言う資格はない、ことはない件

生活保護受給者や低所得者等に対するバッシングとして、「税金もロクに払っていない人間には何もいう資格はない」というものがある。 要は税金(所得税や住民税)もかからず払わないようなゴク潰しは自分の意見等を主張する権利などないと言いたいわけである…

働く人たちはもっとゴーマンになってもよい件〈再掲〉

この国の労働者は大人しすぎると思う。 給料は上がらず、長時間労働を強いられ、サービス残業も黙って受け入れ、リストラされても徹底的に闘わない。 労働者あっての会社だということをもっと主張してもよいはずだ。 初出 2014/10/16 大多数の働く人たちは何…

生きていることが仕事だ、と言ってみたい件

「生きていることが仕事だ」という言葉が強く印象に残っている。出典は忘れたが、この言葉だけが心に残っている。 僕たちは何らかの形で働くことが当たり前だとされている。重い障害があったり、病気をしていたりすれば別だが、基本は人は働かなければならな…

僕は「転向者」である件〈再掲〉

僕はかつて市場主義、新自由主義の信奉者であった。 弱肉強食で能力主義である社会が健全で活気のある社会だと思い込んでいた。 今は公正で機会の平等が保障され、節度のある資本主義社会が良いと考えている。 初出 2014/10/14 「転向者」という言葉、これは…

人は誰でも自己保身に走るという件

人は誰もがわが身が一番大切である。 自分が手にした社会的地位や役職は何としてでも守りたいというのはある意味当たり前のことである。 老害と謗られながらも自分の地位にしがみついたり、無能だと謗られながらも役職にしがみつくことは傍から見ていれば見…

誰もが貧困に陥る可能性があるという件

僕は大阪のミナミ付近をぶらぶらしている時に、「ビッグイシュー」を売っている人を見かけたら必ず買うようにしている。値段は安いし、内容もなかなか読み応えがある。何より「ビッグイシュー」を売っている人がホームレスの人たちで、その売上げが自立の足…

源平合戦は日本史上最大の番狂わせだという件

源氏と平氏との戦いを題材にしたドラマや映画、小説は数多い。特に大河ドラマをはじめとするドラマでは源義経を主役に据えたものが多く、源平の戦いを壮麗に描いている。しかし、あくまで源氏の棟梁は頼朝であり、彼がいなければ源氏の勝利はなかっただろう…

多くの経営者はすがるものを欲しているという件

僕はこのブログでは労働者側の視点で自分の考えていることを述べることが多い。 僕がずっと搾取される側の人間であることを自覚していたからだ。社労士として自営していた時も、数多く理不尽な思いをしたことがあった。どうしても労働者にシンパシーを感じる…

人が好き、とは言い切れない件〈改題・再掲〉

僕は年々人付き合いが悪くなっている。 多少は「人間嫌い」になっているのかもしれない。 でもおそらくは人間嫌いにはなりきれない。 やはり、面白い人と付き合うのは楽しいからだ。 初出 2014/10/12 この社会では「人が好き」な人が高評価を得られる風潮が…

「成功体験」を神聖視してはならない件

自己啓発系の著書やセミナーでよく語られているのが、「成功体験」を持つことの大切さである。小さな成功体験を積み重ねることによって、自分に自信が持てて、成長し仕事の成果が上がるということだ。 この考え方は概ね正しいように思われる。 小さくても、…

現代の「身分制度」をなくせという件〈再掲〉

全被雇用者中に占める非正規雇用の割合が増え続けている。 このことは経済状況や社会構造等を鑑みると仕方がない面もある。 ただし、非正規雇用の労働者の劣悪な待遇を改善しなければならない。 ただ非正規雇用というだけで正社員との身分差を是認している現…

長時間労働が常態となっていることは異常だという件

正社員の長時間労働・サービス残業が一向に改善される兆しが見えない。 かなり前から問題提起をされ続けているのだけれど、抜本的な解決策を講じようとする動きは鈍い。 問題だ、と口にはするが、この状況を受け入れて良しとしているのだろうか。 経営者側に…

僕はかつて「家名」を上げようともがいていた件

僕は今でこそ怠け者のダメ人間であるが、40歳になる頃までは仕事に情熱を傾けていた。 社会的に成功して経済的に豊かになりたい、地位や名声を得たいと本気で考えていたのだ。 そして心の奥底では没落した我が家の家名を上げたいとの思いがあったことは否め…

僕は庶民のリアリズムを大切にしたい件

庶民にとっては自分(とその家族)の生活が順調に営めるか否かが最大の関心事である。 そんなの当たり前じゃないか、という声が聞こえてきそうだが、意外とこの庶民の切実な思いは軽んじられているような気がする。 政治家・官僚どもに限らず、マスコミやイ…

自己責任論について考える件〈再掲〉

僕たちが生きていく上で必要最低限の自助努力はなすべきだと思う。 しかし、社会的弱者に対して過度な自助努力・自己責任を負わせることには同意できない。 自助努力をしたくてもできない状況にある人たちがいることに思い至るべきである。 初出 2014/10/7 …

「労働」と「自由」は決して相容れることがない件

「労働すれば自由になる」。 これはアウシュビッツ収容所の入り口に掲げられていたスローガンである。 この言葉の持つ意味は恐ろしいものだ。労働(強制された作業)をしない者、できない者は死あるのみということを意味する。働けない者には死しかないとい…

給料はどのようにして、何を基準に決まるかという件

サラリーマンにとって最大の関心事はやはり自分がもらう給料の額であろう。社員各々の給料の額は会社が決めるものであるが、一体どのくらいの割合の人が自分の給料の額に満足しているのだろうか。以前に社労士の勉強会で、給料は「不満足要因」である、とい…

会社に恩を感じることはない件〈改題・再掲〉

会社に不当な扱いを受けたときに「会社のために尽くしたのに」という泣き言を言う人がいる。 これはおかしな話である。 社員は会社に「労働力」を提供して対価として給料を得るという労働契約に基づいた関係にあるに過ぎない。まだこのようなウエットなもの…

歳を取ると色々とハードルが上がったり下がったりする件

表題にも書いたように、歳を取るとハードルが上がることと下がることがあることに最近気付いた。 まずはハードルが上がることについて。 何といっても、再就職の条件が厳しくなることである。少々の学歴や職歴を保持していても、ほとんど相手にされなくなっ…

僕は他人を見下す人間にはなりたくない件〈再掲〉

僕は要領の悪い人、能力の劣る人、仕事ができないひとたちを見下していた。 学歴や社会的地位や勤務している会社や役職で相手を値踏みしていた。 これらをすべて払拭できたとは言い切れないが、僕は相手を見下すことを戒めている。 初出 2014/10/4 僕たちは…

「みんな」とは誰なのかという件

ある意見を封殺する言葉に「みんなはそう思っている」「みんなはそう思っていない」「みんなの意見に従え」等がある。 「私はそう思う」ではなく、「みんな」を用いるところに嫌らしさがある。 この「みんな」を使うことによって、自分の意見は多数派であり…

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