私たちは「○○だから、○○となった」といったように原因があって結果があると考えます。
普通のことを言っています。
このように教わってきましたし、経験を照らしてみてもこの世の摂理であると捉えてもいいと思います。
ただ、原因と結果の順番やプロセスは思い込みや常識に縛られていて、その結果「決めつけている」ことが多いのではないか、と・・
齢を重ねてきて、このことに気づいたわけです。
「それって、順番が逆やん」
・・と言いたい事柄が結構あるぞ、と感じることが増えてきたのです。
私がこのブログで度々取り上げるテーマに沿ってみますと・・
例えば、「機嫌よくいれば、善きことが次々と起こり、運が良くなる」ということです。
通常は、良いことが起こったり幸運だから機嫌が良くなる、と考えます。
これではごくごく当たり前のことです。
「いつも機嫌よくしていれば、幸運が引き寄せられてハッピーになる」
・・という風に因果関係を逆さまにすることがキモなのです。
似たようなものに・・・
●「物質的に豊かになったから心も豊かになる」が「「心が豊かであるから物質的にも豊かになった」
●「物事がうまくいくからポジティブになれる」が「ポジティブでいるからすべてのことがうまくいく」
・・といった感じの「定番」の因果関係を逆さにする発想があります。
これらの多くは「物事の捉え方、考え方」と「現実に起きること」との関係をどのように解釈するかによって人生観や価値観が変わることを示しています。
「鶏が先か卵が先か」
・・と、古からあれこれと先人が思索し続けたものです。
「モノ」が先か「心」が先か、物質主義か精神主義か、どちらがこの世の真理かについては私には分かりません。
それこそ、人それぞれ異なります。
その人の気質・性格・人生経験等によって価値観や人生観が変わるように、万人に共通するようなひとつの決まった答えを求める方が無理筋というものです。
近代以降は科学の発達に伴い、どちらかといえば「物質至上主義」「唯物論」に傾いてきたのも事実だと思います。
このことによって色々な問題が起きていて、課題が山積しています。
かと言って、ゴリゴリの「唯心論」や「精神論」、宗教的なものに傾くのも、これまた別種の不都合なことが起きてきます。
要は・・・「バランスの問題」「極端にならないことが大切」
・・と、ありきたりのことを書いてお茶を濁してしまいますが・・・
・・・ん、段々と当初に私が意図していた内容から離れていっている気が・・・
初めから書き直すのも面倒なので、このまま無理やり進めて、オチに持っていきます。
つまり・・・
行き詰ったり、生きづらさを感じたり、うまくいかないことが続いたりした時には・・
「あなたが決めつけている物事の因果関係」を逆にしたり、順番を変えたりしてみてはいかがでしょうか、と私は提案したいのです。
分かりやすく言えば、ちょっとした「発想の転換」ですね。
この営みによってズバリとあなたが抱えている悩みや問題が解決するとは限りません。
ただ、状況が好転する「糸口」が見つかる可能性は高まると思います。
気軽に、試してみてはいかがでしょうか?
大丈夫です。
あなたなら、きっとうまくいきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます。