希望の舎―再生編ー

ライフサポーター&開運アドバイザーが書き綴るブログです。「あなたの心に灯をともす」ため、先人が伝承し語り継いできた叡智を伝えます。テーマは歴史/教育/宇宙論/仕事/居場所/心と体の癒し/健康法/開運法/運気アップ/民俗学/文化人類学/食養生法/少食/自然医学/甲田療法/中村天風/斎藤一人/エドガー・ケーシー/生きづらさ

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「ニート」や「ひきこもり」はこの社会が変わりつつあることの表象だという件

ニートやひきこもりとなる人たちが増加していることは社会問題だと捉える向きがある。 同時に個人の資質の問題だとする言説も多い。コミュニケーション能力の欠如だとか精神疾患によって表れた行動だとする。 いずれにしても現代社会が生んだ社会病理だとい…

「手に職をつける」の本来的な意味について考えてみる件

昔から「手に職」をつけることが有効な生存戦略である、と繰り返し言われ続けている。確かに人には真似できない技能を持っていると食うには困らないように思われる。 ただ、この「手に職をつける」のイメージが最先端の技術や伝統工芸等の技能を習得するとい…

僕は中学時代の記憶が殆ど欠落しているという件

僕は進学塾で中学生を教えているのだけれども、学生から僕の中学生時代のことを聞かれるとはたと困ってしまう。 大ざっぱな記憶、例えば校内暴力が吹き荒れていたこと、校則が厳しかったことなんかは覚えているが、具体的にどのような感じで中学時代を過ごし…

「自己決定」「自己責任」イデオロギーから解き放たれると生きやすくなるという件〈再掲〉

「個の自立」と言えば聞こえはいいが、要するにひとりでこの世に向き合えという強者の論理である。人は古来から共同体を形成し、その中で助け合いながら生きてきた。この様々な共同体を破壊し、拠り所を失ったのが今に生きる僕たちである。 強者の論理が正し…

失敗が許されない社会は閉塞感で一杯になるという件

多くの人たちは成功譚を好む傾向にある。特に成功した経営者の自伝の類は次々と刊行され、ベストセラーとなるものがある。 「失敗学」に関する著書もいくつかあるにはあるけれども、爆発的に流行はしない。僕の個人的な感覚では失敗に関するものの方が圧倒的…

「やればできる」、これは時として人を追い込む言葉であるという件

僕たちは往々にして相手に対して「やればできる」と鼓舞してしまう。 また、誰かから「やればできる」と言われて、解決すべき課題に当たった経験があるだろう。 何らかの課題や障壁にぶち当たり、逡巡している人に「やればできる」といった類の言葉をかける…

誰かに認められようとすることはもうほとんどやめたという件〈再掲〉

誰でも多かれ少なかれ「承認欲求」を持っている。 この承認欲求が肥大化すると行動のコントロールが効かなくなり、精神的に不安定になったりする。また、他人の目ばかりが気になってしまう。 あまりにも承認欲求に忠実になると生きづらくなってしまうことが…

「何も起こらない」「平々凡々な」日常が続くことに幸せを見出せるようになってきたという件

僕の日々の生活は淡々と過ぎていく。 心をときめかすような出会いも皆無であり、深い悩み事もない。 仕事をしない日は自室に閉じこもり、読書をするかラジオを聴くか動画を観て過ごしている。あまり外に出て遊ぶということをしない。せいぜいが行きつけの喫…

一見役に立たない知識こそが実は大切であるという件

僕たちは何のために学ぶのか。 この根源的な問いに対しては明確な答えはない。 功利主義的に答えれば、知識を得ることあるいは学歴を得ることによって経済的な豊かさを獲得するため、ということになる。仕事に役立つ知識を得ることによって他者に比べて優位…

「石の上にも三年」を鵜呑みにしてはならないという件〈再掲〉

この国では忍耐が美徳とされ、根性論や精神論がまかり通っている。 「石の上にも三年」を鵜呑みにすると思考停止に陥ることになる。 初出 2017/5/16 僕はかつて年長者から「石の上にも三年」的な説教をしばしば受けたことがある。その時は釈然としなかった、…

人はミスマッチを積み重ねて生きていくものだと観念しておいた方が良いという件

先に結論めいたことを言っておこう。 人生はミスマッチの連続であり、それを前提条件として生きていかなければならない、と。 高校や大学の進学先の選択、就職先の選択、配偶者の選択などなど僕たちは人生の節目に自分の行き先を選択しなければならない。 そ…

効率性・生産性重視の世の中に僕はついていけないという件

僕は経済成長を至上の価値とする価値観になじめない。 「カネがすべて」というイデオロギーにもなじめない。 これらのイデオロギーが正しいとされる社会では効率性を追求される。カネ儲けに直接役に立たなそうに見える知識やスキルは無用のものとされがちで…

人を見かけだけで判断するな、というのは果たして正しいのかという件〈再掲〉

人を見かけだけで判断してはならない。正論である。 人は見かけ、第一印象が大切である。これも正論である。 見てくれだけが立派で中身のない人なんて幾らでもいる。 僕たちは見かけに騙されやすい、という事実を知っておくだけで十分である。 初出 2017/5/2…

サラリーマンの世界に閉じこもることはとても危険だという件

僕はこのブログでサラリーマン根性に浸かった人たちはダメだと言ってきた。 僕がサラリーマン稼業ができないというルサンチマンによってサラリーマン的生き方を否定しているという面はある。同時に世のサラリーマン諸氏に敬意を抱いている。毎日、面白くもな…

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