希望の舎―再生編ー

ライフサポーター&開運アドバイザーが書き綴るブログです。「あなたの心に灯をともす」ため、先人が伝承し語り継いできた叡智を伝えます。テーマは歴史/教育/宇宙論/仕事/居場所/心と体の癒し/健康法/開運法/運気アップ/民俗学/文化人類学/食養生法/少食/自然医学/甲田療法/中村天風/斎藤一人/エドガー・ケーシー/生きづらさ

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「見栄を張る」ことをやめると楽になる件〈再掲〉

僕たちはついつい見栄を張ってしまう。 自分を等身大以上に他者に見せたいのだ。 見栄を張ることで自分の生き方を縛るのは悲しいことだ。 初出 2015/2/23 自分の家を持つことがステータスだと思っている人が多い。同様に高級ブランドのバッグや服を持つこと…

ヒーローにならなくても、凡人なりの生き方や幸せがあるという件

僕のような凡人は天才的な人物や英雄たちの活躍ぶりを目にしたり耳にすると、その凄さに心を打たれると同時に己の不甲斐なさや普通であることを嘆きがちである。 同じ人間なのになぜこれほどまでに差がついてしまうのだろうかと。 歴史に名を残す天才や英雄…

僕はあらゆるイデオロギーを信じていない件〈再掲〉

ある特定のイデオロギーを盲信すると視野狭窄に陥る。 絶対的な正義などない、というのが僕の考えである。 初出 2015/2/19 僕はこのブログで貧困問題や労働問題を取り上げている。だからか僕のことを「サヨク」だと思っている人が少なからず存在する。 僕は…

僕は説教するオヤジにはなりたくない件

僕は50歳の大台を目前に控えた「オヤジ」である。 若作りとまではいかなくても、外見は清潔感を保ち「オヤジ臭く」ならないように心がけている。外見だけでなく、内面もオヤジにならないように注意している。 僕はかつて若い頃オヤジ的な言説を垂れ流す輩が…

「結果の平等」が悪平等とは限らない件

法の下の平等は現代においては重要なイデオロギーである。実生活の場においても、平等であることが望ましいケースも多い。ワリカンなんて平等主義の最たるものである。 資本主義社会・自由主義社会が円滑になるためには「機会の平等」が保障されていることが…

公務員を辞めても「もったいない」ことはない件

僕がかつて地方公務員だったこと、公務員を辞めたことを言うと「もったいない」という反応がとても多かった。 その際にいつも僕は思っていた。 どうして「もったいない」のだろうかと。 僕は公務員という仕事に面白さを見出せず、また自分には全く合っていな…

本当に「自立」している人などいない件

僕たちはある一定の年齢に達すると「自立」せよと強要される。あるいは自立していることが当たり前だと思われている。 「自立」とはどのような状態のことをいうのだろうか。 一般的には、働いて自分の生活費のすべてを自分で稼ぎ、独立して生計を営み、他者…

出社拒否や不登校になるのは特別なことではない件〈再掲〉

出社拒否をしたり不登校をする人たちは「特別」な人だとして排除する傾向がある。「弱い」「甘え」といった心無い言葉でそれらの人たちを傷付ける。 このどうしようもない会社や学校に行きたくなくなるのは「まとも」な反応である。 初出 2015/2/17 僕は不登…

会社人間と引きこもりは似たようなものだという件

会社人間は会社組織に精神的・物理的に従属した人たちである。単に会社勤めであるということだけで会社人間というわけではない。行動様式や価値観などが会社特有の論理に絡め取られている人たちだと言ってもよい。あるいは会社=社会という考えを疑いもなく…

巷間で言われる「成長」とはまやかしに過ぎない件

この世には成長神話が蔓延っている。 経済成長を至上の価値だと思い込んだり、人は成長すべきだとする価値観が幅をきかせたりしている。 自己啓発書やビジネス書には「成長」という言葉が溢れかえっている。 確かに人は成長するし、その成長を否定していては…

「感動」の安売りは辞めて欲しい件〈再掲〉

僕たちは感動に飢えているのだろうか。 変わり映えの無い日常に嫌気がさしていて「ハレ」を求めるがゆえにそこかしこに感動を見出そうとしている。 そんなところに目をつけてメディアは感動を僕たちに押し付けようとしている。 初出 2015/2/15 僕たちは「感…

「できる人」であり続けるのは疲れてしまう件

勤め人であってもフリーランスであっても、「できる人」と見られたいと誰もが望むはずだ。 「できる人」と見られれば仕事が次々と舞い込むし、他者からの信頼も得られる。 世の自己啓発物やビジネス書はいかにしてできる人になるかを指南している。できる人…

僕は愛校心は持っているけど愛社精神は全くない件

僕は官公庁、一般企業と数社で正社員として勤めた経験があるが、一度たりとも「愛社精神」を持ったことがない。 会社のためにプライヴェートを犠牲にするとか、その会社の成員としてプライドを持つなどというメンタリティが理解できないのだ。社歌を誇らしげ…

組織のトップが足りない人でも何とかなる件

江戸時代には「主君押込め」という思想があった。 藩のためにはならない主君を家臣団が結束して隠居に追いやることを正当化した理論である。 徳川幕藩体制下の各藩では藩主が独裁体制を敷いていることが稀であり、大半は家老を中心とした合議制によって藩の…

非力ながら僕なりに差別について考えてみる件

以前にも差別について言及したが、モヤモヤした気持ちが拭えなかった。差別という大きなテーマを漠然と取り扱うには僕はあまりにも非力なのだ。 でも差別について語りたい欲求がある。 そこで今回は僕の知り得る限りにおいて、主に社会システムがどのように…

殆どの人は貧乏人である件〈再掲〉

多くの人たちは自分が中流に属すると思っている。 いや、そう思いたいのかもしれない。 長時間労働やサービス残業も厭わずがむしゃらに働いてやっとそこそこの生活水準を維持できている。 本当に豊かな生活を営んでいるのか、甚だ疑問である。 初出2015/2/5 …

勤労意欲の低い人はどうやってシノぐのが良いのかという件

僕は昔から勤労意欲が低い人間だった。 大学時代は必要に迫られたときにしかアルバイトをしなかった。継続的にアルバイトをするなんて、僕にとっては苦行以外の何物でもなかったのだ。だから専ら単発のアルバイトをしていた。当時はアルバイト情報誌の中身が…

カミングアウトを賞賛する風潮は果たして正しいのかという件

自分が社会において偏見の目に晒されるものを抱えているー例えば同性愛者、在日コリアン、被差別部落出身等ーことをカミングアウトするのを良しとする風潮がある。 確かに勇気ある行動ではあるし、それはそれで讃えられるものであると思う。 この社会ではい…

非正規雇用で働く人たちは「ほどほど」に働けばよい件

頑張って仕事をすることは良いことである。 正社員・非正規社員に関係なく。 なぜこのような当たり前のことから書き出したかというと、仕事を頑張りすぎると会社・経営者側の思う壺になるという視点を持っておいた方が良いと思うからである。 経営側は同じ給…

利権や既得権をやすやす手放す人なんていない件

既得権打破や利権構造の解体等は「改革」を掲げる政治団体のスローガンになっている。 既得権者や利権の獲得に血眼になっている人たちや組織に対する批判も常にある。 既得権や利権を貪り、その座に安住している者たちは「悪」なのだと言いたいのだ。 利権を…

庶民が生きやすい時代なんてあったのかという件

社会の変動の影響を最も受けるのは庶民である。 戦争のときには兵隊として戦場で使い捨てにされ、不景気のときはその影響をモロに被り生活が苦しくなる。時代を遡れば、飢饉となれば飢餓状態に陥り餓死者も多く出た。 一方、どのような社会状況下でもしたた…

「みんな」と同じが良いという暴力についての件〈改題・再掲〉

僕は「寄らば大樹の陰」「長いものには巻かれろ」という格言が大嫌いである。 元来の天邪鬼である僕は、「みんな」と違う方が良いと思ってきた。 しかし、社会に出てからはこの考え方が受け容れられない場面に多々遭遇した。 初出 2015/2/1 学生だったとき、…

キレイごとを抜きにしてリアルな介護の仕事について語ってみる件

僕は幾つかの介護施設、有料老人ホーム、デイサービス、グループホームで介護職を経験してきた。今も非正規のパートでデイサービスで勤務している。 ケアワークは面白いところもあるしつまらないところやしんどいところもある。他の仕事と一緒である。 ケア…

「狂気」「精神の病」はなぜ世間から白眼視されるのかという件

僕が福祉に興味を持ったきっかけは精神の病に罹った人たちへの地域での生活支援や精神病院の歴史について知りたいと思ったからだ。 僕が抱いた素朴な疑問は、なぜ精神「病」の人たちは偏見の目に晒され、差別され、社会から排除されるのかということだった。…

「善意」が人を傷付けることもある件〈再掲〉

人の善意ほど厄介なものはない。 ある行為を善意であると押し切られると反論のしようがない。思考停止を強いられる。 善意による行いが悪意のそれよりも甚だしく人を害することがあることを忘れてはならない。 初出 2015/1/31 僕たちは無意識のうちに善意に…

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