希望の舎―再生編ー

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公務員、いわゆる木っ端役人の取り扱いという件

今も昔も公務員に対する風当たりは強いものがある。社会の公僕という立場で税金から給料が支払われているのだから、市民の目が厳しくなるのは仕方がないことである。重箱の隅をつつかれて、公務員が批判に晒されているのをみると可哀想に思えてくることもある。

 

しかしながら、批判されても当然だとみられる役人たちが多く存在するのも事実である。確かに大多数の公務員は真面目に仕事に取り組んでいる。僕が公務員になったときの新任研修で「10,000-1=0」だということを何度も言われたことを覚えている。1人でも不心得者がいると、役所の信頼は失墜するという意味だ。

 

僕は不心得者の公務員のことを「木っ端役人」と呼んでいる。

今回はこの木っ端役人について言及したい。

 

木っ端役人に共通するメンタリティは色々ある。力のある人・権威(上)には極端に弱く、庶民(下)には横柄な態度を取る。「上」には地方議員やうるさい団体・個人(クレーマーに近い)などがいる。一方、「下」である普通の市民の要望などは歯牙もかけない。だから、地方議員や首長の役所に対する口利きが横行するのだ。

 

生活保護行政での「水際作戦」は、木っ端役人の本性が現れた最たるものである。

本来の生活保護に係る業務は、生活困窮を訴える人たちの生活状況を把握し、最低限の生活を保障するための手立てを講じることである。はっきり言って煩雑で根気の要る仕事である。

「水際作戦」がのさばる原因は、予算の制約という問題のほかに、役所の事なかれ主義・不作為という大問題がある。要するに面倒くさい仕事を増やしたくないのだ。また実務に携わる公務員の評価の問題もある。「水際作戦」を徹底して生活困窮者を多く追い返した職員は高く評価され、「良心的」な職員は冷遇されるケースがあると聞く。

要するに盲目的に役所の意向を汲むことが己の利益(異動や昇進)につながるのだ(これは民間企業でもあることだ)。自分の利益の方が、人の生命や生活より大切だと考えている。まさに木っ端役人たる所以である。

 

役所に何らかの書類を提出するときに、やたらと細かく不備を指摘する職員がいる。酷い職員になると、わざと全部の不備を指摘せずに何度も役所に足を運ばせるように仕向ける者もいる。やたらと役所の規則(法律や条例ではない)を楯にする者もいる。

これも木っ端役人の特徴だ。

自分の持つ権限を誇示したいだけのバカである。この手のバカ役人は自分の職務上の権限を自分の力だと思い違いをしていて、自分がエラくなったのだと勘違いをしている。正真正銘、筋金入りのバカである。自分の権限は単なる役割に過ぎないとの謙虚さを持ち合わせていない救いようのないバカである。

 

品のない表現が頻出して恐縮である。

 

僕は公務員は寝食を忘れて職務に励めと言いたい訳ではない。

与えられた役割を誠実に遂行し、国民・市民の利益に資するようにして欲しいだけだ。

それだけでも十分に公務員に対する信頼は育まれると、僕は思っている。

 

  

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