希望の舎―キボウノイエ―

漂泊を続ける民が綴るブログ。ちょっとナナメからの視点で語ります。これからの働き方・中世史・昭和前期の軍の組織論・労働問題・貧困問題・教育問題などに興味があるので、それらの話題が中心になります。

「霊が見える人」には温かく接しようという件〈再掲〉

霊感が強い、と言う人は結構いる。そのことを自分の存在意義だとすることに僕は異論はない。霊感が強いと言い張る人に対して、「嘘吐き」だと詰るのは大人気のない行為である。 初出 2017/12/16 僕は心霊やUFOといったオカルトものがあまり好きではない。若…

会社は潰れても人は潰れない社会が良いという件

労働基準法すら守れない会社を擁護する論法として「労基法を守っていたら会社が潰れる。会社が潰れたら労働者は路頭に迷う。」というものがある。 確かに勤めていた会社が倒産すれば従業員は一時的に路頭に迷う。 しかし大抵は転職先が見つかり、何とかなる…

安易にフリーランスになることに僕は同意できないという件

僕はサラリーマンの経験があり、フリーランスの経験もある。 今は半分雇われの身で半分はフリーランスである(半分ニートという説もある)。 僕の働き方としてはフリーランスの期間がサラリーマンのそれを上回る。フリーランスという働き方が僕にとって居心地…

「ズル休み」をすることは楽しいという件〈再掲〉

会社や学校をズル休みすることは楽しい。背徳感がつきまとう。 休むことは悪いことだという同調圧力が強ければ強いほど、ズル休みをしたくなる。 たかだか1日や2日のズル休みを咎めたてるような組織・社会なんてろくなものではない。 初出 2017/12/14 この社…

「ほどほどに」生きていく、ということをもっと考えてもいいのかもしれないという件

成長や自己実現や努力を至上のものとするイデオロギーに毒された社会では「身の丈に合った」生き方を志向しづらいものがある。 自分の「居心地の良さ」が第一だと僕は思うけれども、世間様はなかなか許してくれない。 僕は若いころ目に見えない何かに急き立…

定型化された格差論には危うさがあるという件

僕は貧困問題は是非とも解消しなければならないと思っている。 人としての尊厳を損なわれた状態を放置していてはいけないと考えるからである。 貧困問題とよく関連付けられる「格差問題」については、イマイチ乗り切れないところがある。 確かに経済的格差の…

会社に雇われて働くことが当然であるという「常識」を問い直すという件〈再掲〉

会社に雇われて働くことが当たり前となったのは最近の話である。 いわば限定的な条件下で発生した状態に過ぎない。雇われて働くことがデフォルトというのは一過性のものなのかもしれない。 初出 2017/12/7 僕たちはある「システム」や「ルール」に後れて参加…

将来のために今は我慢するという生き方を見直してもいいのでは、という件

僕のようなダラダラとした生き方をしていると「老後は不安にならないの」とか「将来苦労するぞ」といった類の忠告を受けることがある。 この手の忠告は真っ当で正しいものである。世間の人々に浸透した価値観である。 将来をより良くするために今は大概のこ…

友人なんて数人いれば十分であるという件

今の僕は人付き合いがかなり限定されている。連絡を取り合っている友人は数少ない。元々仲が良かった高校大学時代の友人たちとも疎遠になっている。 でも、久しぶりに会ったときには違和感なく昔のように接することができると確信している。友人とはそういう…

「ビジネスマインド」は限定的にしか通用しないという件〈再掲〉

僕は医療・福祉・教育にはビジネスの論理を適用できないと思っている。 それら以外にも公共性の高い領域ではビジネスマインドは通用しない。 市場原理主義的なマインドを押し付ける輩の罪は重い。 初出 2017/12/5 最近はあまり耳にしなくなったが、一時期「…

働くことが嫌になっても、気にすることはないという件

僕は年がら年中働くことが嫌になる。 今は割と好きな自分に合っている仕事をしているけれども、それでも職場に出向く前に「あーあ、嫌だな」という気持ちになってしまう。 これは僕の資質や性格によるものなのか、あるいは労働というものが有している根源的…

僕は「ヘタレ」であるという件

僕は「ヘタレ」である。 このヘタレという言葉は元々は関西圏で用いられたものだと思うが、テレビのバラエティー番組で屡々使われることによって人口に膾炙するようになった。 「ヘタレ」という語の持つ意味は、少々ニュアンスが異なるが、根性がないこと、…

「ニート」や「ひきこもり」はこの社会が変わりつつあることの表象だという件〈再掲〉

ニートやひきこもりの人たちが増えているのは現代社会の病理だという。僕はこの「病理」という物言いが気に食わない。 僕はニートやひきこもりの人たちが現れてきているのは「必然」だと思っている。 初出 2017/11/30 ニートやひきこもりとなる人たちが増加…

「忙しい」ことが善とされるこの社会はおかしい、という件

僕は何度もこのブログで自分は「ヒマ人」であると公言している。自慢しているわけではなく、ちょっとばかり自分を卑下している。と同時に「忙しいことは良いことだ」というイデオロギーに抗っている。 今でこそヒマであることを誇っている(?)僕ではあるけれ…

当事者が声を上げない限り何も変わらないという件

高度プロフェッショナル制度、いわゆる高プロの導入を巡っての議論が続いている。まもなく可決される見通しだという。 僕はサラリーマンではないので直接は関係のない法案である。でも、サラリーマンの友人がいて、彼らが高プロに適用される可能性もあるので…

一見役に立たない知識こそが実は大切であるという件〈再掲〉

昨今は高等教育において「実学」を重視する方向になっている。人文系学部を廃止せよという暴論もまかり通っている。 すぐに役に立つ知識の賞味期限は短い。 カネにならないように見える学問を軽視すると、手痛いしっぺ返しを喰らうことになる。 初出 2017/11…

「努力をすれば報われる」という嘘を垂れ流し続けるのはやめようという件

僕は「努力をすれば、必ず報われる」というのは嘘っぱちだと確信している。 この一見尤もらしい物言いは多くの人たちを傷つけている。 半世紀の間生きてきて、努力しても結果が伴わないことの方が多いということを痛感している。それが人生だということなの…

僕は本当は貧困やひきこもりの問題を声高に主張したくないという件

僕がこのブログを書き続けているのは労働問題や貧困やひきこもり等の問題をもっと多くの人に知ってもらいたいと思うからである。 僕の弱小ブログの影響力なんてたかが知れている。 芥子粒ほどの力しかなくても、積み重ねていけば何らかの形になると信じてこ…

効率性・生産性重視の世の中に僕はついていけないという件〈再掲〉

生産性やコストパフォーマンスばかりを求められる風潮に僕は抗いたい。 ビジネスの論理がそれになじまない医療や福祉あるいは文化芸能にまで及んでいることに苛立ちを覚える。ビジネスの論理は限定的にしか適用できないものである。 初出 2017/11/7 僕は経済…

会社で働かなくても成長はできるという件

僕は働くことで成長ができる、という物言いに違和感を覚える。はっきり言って嫌いである。 たまに若い人たちが「成長を感じられる」働き方をしたいと言うことがある。僕はこの類の言説をどうだかなぁという思いを抱いている。 労働と自己の成長を結びつける…

僕はたまたま恵まれた環境にいて、生き延びてきたという件

僕はそこそこに運がいいと自覚している。 また、そこそこ恵まれた環境に身を置き続けていると自認している。 真っ当とされるレールから外れた生き方をしてから久しいが、何とか生きている。 ちょっとしたボタンの掛け違えで路頭に迷っていただろうと、振り返…

サラリーマンの世界に閉じこもることはとても危険だという件〈再掲〉

今は圧倒的多数の人たちが雇われて働くサラリーマンである。 社会のマジョリティとなっている。 サラリーマンのメンタリティがこの社会を覆うことは良いことなのか、僕にはわからない。 初出 2017/11/2 僕はこのブログでサラリーマン根性に浸かった人たちは…

一枚岩の組織ほど脆いものはないという件

強い組織とはどのような組織なのか、ということは昔から様々な言説が飛び交っている。今でもビジネス書の大きなテーマとなっている。 組織論にも流行り廃りがあり、今では信じられないことだが1970年代から80年代の頃は均質的な日本の会社組織が「強い組織」…

僕は「奇人」「変人」と言われている人が好きであるという件〈再掲〉

僕は子どもの頃から周囲から変わり者と見られている友人が多かった。 ちょっと変わり者の友人と付き合うのには骨が折れることもあったが、なかなか面白かった。 今でも僕は変わり者と呼ばれている人が好きである。 初出 2017/10/30 僕は自分自身のことを至っ…

ビンボーであることは決して不幸ではないという件

何度もこのブログで書いているように僕はビンボー人である。 物欲が殆どないので不便はない。 しかしながら、まとまったカネを急に要する事態となった場合に難儀する。パソコンが急に壊れたり、エアコンが急に壊れたりしたら本当に困ってしまう。 でもまあ、…

「みんな」を主語にして語りたがる輩を信用してはならないという件

以前のこのブログにも書いたけれども、僕は「みんな」を主語にして何かを語る人たちが嫌いである。 「みんなで決めたことだから、お前も従え」 「みんながそう思っているから○○すべきである」 何か問題があったり決定しなければならないことがあるときに「み…

全ての人々が豊かになり満ち足りてしまうと困る者がいるという件〈再掲〉

すべての人たちが物質的にも精神的にも満ち足りた社会が理想郷である、と誰もが思っているはずである。しかしながら、そんな世の中になれば困る人たち(儲からない、いい思いができない)がいることも確かである。 初出 2017/10/19 全ての人に必要なモノやサ…

「おっさん」と化した僕の居場所はどこにあるのか、と常々考えているという件

僕は立派な(全然立派ではないけれども)おっさんである。 最近は体のあちらこちらにガタがきている。 まだ老眼ではないけど、長時間読書をしていると目が霞んでくる。 記憶力が衰えてきた。人の名前と顔が覚えられない。 日々「老い」に直面している。 僕の…

「カネさえあればうまくいく」という人を僕は信用できないという件

僕は社労士事務所を営んでいるとき、異業種交流会や勉強会にちょくちょく顔を出していた。今にして思えば、直接的な利益を得られることがなく、徒労に終わった感がある。しかし、色々なタイプの人たちと接することができたのは良かったと思っている。 異業種…

「お前のことを思って」した発言・行為を正当化してはならないという件〈再掲〉

「お前のことを思って言っている」をそのまま受け取って信用してはならない。 この類の物言いをする人の殆どは相手のことを本当には考えていない。単なる自己満足のことが多い。「お前のためを思って~」と相手が言い出したら、スルーしても差支えはない。 …