希望の舎―再生編ー

ライフサポーター&開運アドバイザーが書き綴るブログです。「あなたの心に灯をともす」ため、先人が伝承し語り継いできた叡智を伝えます。テーマは歴史/教育/宇宙論/仕事/居場所/心と体の癒し/健康法/開運法/運気アップ/民俗学/文化人類学/食養生法/少食/自然医学/甲田療法/中村天風/斎藤一人/エドガー・ケーシー/生きづらさ

世が世なら、僕は間違いなく早死にしていたという件

僕はたまにこの社会(豊かな、消費資本主義社会)に批判的な記事を書いている。ただ、よくよく考えてみれば、この社会が物質的に豊かなおかげで生き延びることができてきたことも確かである。

科学技術や医療が進歩し、物質的に恵まれているがゆえにどうにかこうにか生きていけているのに、その豊かな社会に呪詛の言葉を吐く、というのは何だかモヤモヤとした思いがする。

 

人が生き延びる条件としては色々と考えられるが、僕は次の3点に絞られると考えている。

まずはどこでも寝ることができること。

次に何でも食べられること。

さらには誰とでも仲良くなれること。

これらの条件が備わっていれば、大概のことには耐えられる。

 

僕は幼少のころから神経質で、枕が変わったら寝ることができない。偏食気味で好き嫌いが多く、食べることができないものが多い。また、人見知りで人と仲良くなるのに時間がかかる。

僕は上述した生き延びる条件を全く満たしていない。

さらには子供の時から歯が弱く虫歯だらけで、胃腸が弱くてすぐに胃が痛くなったり下痢をしたりする。

僕は進んだ医療技術と都市機能のおかげでどうにかこうにかこの歳まで日常生活を送れてきたのである。

 

もし、僕が医療技術が未発達の時代に都市以外の場で生を受けていたのならば、かなりの高い確率で早世していただろう。

いわば、僕は「生命力」が弱い存在なのである。天変地異や大規模な社会変動があれば、僕は真っ先に死んでしまう弱い存在である。

 

僕はそのように自分が脆弱な存在ということをついつい忘れがちになってしまう。

今、ここに、何不自由なく生きていることが当たり前だと思い違いをしがちになる。

これではいけない。と、たまに思ったりする。

自分の弱さを直視し受け入れることによって、生存確率を少しでも上げるようにしなければならないな、と思う。

だからと言って、具体的にどういう行動を採っていいのか正直なところよく分からない。今更体を鍛え上げるのは面倒くさいし、鍛えたところで限度がある。神経質的な性格も直すことはほぼ無理だ。唯一の方法としては、もうちょっとだけフレンドリーになって人と仲良くなれるようにすることだ。これならできるかもしれない。

 

僕が採るべき生存戦略は自分自身を強くすることではなく、自分の弱さを受け入れて、僕以外の人たちを頼ることである。もちろん頼るだけではダメで、僕もできうる限り他の誰かの手助けをする。

ゆるいつながりのネットワークを築き、ゆるいコミュニティを創ることが僕の生存戦略としての最適解である。このことが叶えば、僕は多分生き延びることができる。

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