希望の舎―再生編ー

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真のバカとは誰のことかという件〈再掲〉

バカでも愛すべきバカとそうでないバカがいる。

僕は愛されるバカでいたい。

バカには学歴や社会的地位は関係ない。

自称知識人・インテリのバカはたちが悪い。

 

初出 2015/12/10

 

この世では多くのバカが棲息している。

大人しくしていればいいものを、バカに限って大手を振って世間を跋扈している。

 

僕がバカだということは一旦置いといて、この世に蔓延っているバカな人たちについて私論を述べていきたい。

 

高学歴だからバカではない、とはいえない。

官僚や政治家、大企業の経営者や幹部など社会的地位が高い人たちの中にもバカは沢山いる。

自覚症状のないバカが世の中を牛耳っているからこのクソつまらない社会が変わらないままで続いている。

 

僕がバカだと思う人たちの特徴其の一。

やたらと精神論と根性論を振りかざす人たち。

「死ぬ気になって頑張れ」とか「やる気を出せ」とかすぐに言い出すバカが多い。

ある課題を解決するためには合理的に状況を分析し、効率的な解決策を考え出して実施すべきなのは自明の理である。ビジネスにしても公的なセクションにおいてもそうである。

精神主義も時には有用ではあるが、あまりにも精神論に傾くと、問題の本質から乖離していくことを想像できない輩が多すぎる。戦前の軍官僚たちがその典型例である。

人のやる気や意欲を奮い立たせる手法は、責任を負うべき者たちの無責任体質を生み出す。結果が伴わないのは、本人のやる気のなさ、努力不足だとの言い逃れを可能にするからだ。

バカに限って精神論や根性論を好む。合理的で具体的な解決策や手法を編み出す能力が欠如していることを覆い隠しているのである。

 

バカの特徴其の二。

すぐに感情的になる人たち。

対話や議論が成立しない人たち。

こちらの主張を受け容れる器量を持たず、かつ自分の器の小ささに気付かずに、すぐに感情的になって聞く耳を持たなくなる人たちもまた多い。何か意見をされると自分の存在が否定されていると感じるようなメンタリティを持っている。一種の被害妄想を抱えているのである。

この感情的な人たちは前述の精神論・根性論と親和性が高い傾向にある。

これらの両方を併せ持っていると、タチの悪いバカとなる。

 

バカの特徴其の三。

自分の価値観を他者に押し付けて恥じない人たち。世の中には多様な価値観があり、人それぞれが有する価値観は違うということが理解できないバカが多い。

典型的なのが「今の若い奴らはなっていない」とか「俺の若い頃はこんなものじゃなかった」とかすぐに言い出すオヤジ連中である。

自分が経験した狭い範囲での話をさも普遍的な真理だと思い込んでいるバカはオヤジ連中に限らず世間では多く棲息している。

確かに自分が経験したこと、特に成功体験は他者に有意義なヒントを与えることは時々あるにはある。しかし、それらはあくまで個人的な体験であって、普遍的なものではない。多くの成功体験は他者にとっては有意義なものとはならないことを胆に銘じておかなければならない。自分が持つ価値観はあくまで自分だけのそれであって、他者に押し付けるべきものではない。

 

ここで書いたバカ論は全くの僕の独断であって人口に膾炙するものではない。重々承知している。

僕は頭が良くないが、バカにだけはなりたくない。

僕は救いようのないバカにならないためにも、常に謙虚さと内省を忘れないようにしたいと、心しておきたい。 

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