希望の舎―再生編ー

ライフサポーター&開運アドバイザーが書き綴るブログです。「あなたの心に灯をともす」ため、先人が伝承し語り継いできた叡智を伝えます。テーマは歴史/教育/宇宙論/仕事/居場所/心と体の癒し/健康法/開運法/運気アップ/民俗学/文化人類学/食養生法/少食/自然医学/甲田療法/中村天風/斎藤一人/エドガー・ケーシー/生きづらさ

リスクを避けることばかりに気を取られるとドツボに嵌るかもしれない件

今でも世の多くの親たちはわが子に良い学校に行かせて一流と言われる会社に勤めることを願っている。何よりも「安定」を望んでいる。リスクを取らないとされる生き方が良いと思い込んでいる。

 

人生においてノーリスクなんてありえないことだ。

同時に「安定」なんて幻想である。

誰でも生きていくうえで様々な出来事に遭遇し、その度ごとに選択を迫られる。そのときに大抵はリスクが低いと思われる道を選ぶ。仮にリスクが高いとみなされる道を選択しても、その結末が失敗に終わると世間の目が冷たく注がれることになる。

 

一般的に良いとされる大学を出て、一流とされる会社に就職してサラリーマンになることはリスクの低い選択であると思われている。さすがに昨今の経済事情を鑑みれば、一流企業のサラリーマンになることを勝ち組だと即断できない風潮はあるが、多くの人たちが羨望の眼差しを向けることには変わりがない。口では公務員や大企業のサラリーマンなんてつまらないと虚勢を張っても、自分があるいはわが子がその立場になるとすると口を噤むことになる。

 

リスクを避けて無難な生き方を選択することは何も責められるべきことではない。無理して困難な道をあえて選ぶことなんてする必要はない。

しかしながら、自分の真意に反してリスクを避けて無難な道を選んだとき、後悔の念が生じることがある。あるいは無難と思われた道を選んだのに困難な出来事に遭遇することもある。有名企業で定年を迎えた後に抜け殻のようになってしまったり、潰れるはずのないと思われた会社が倒産したり、倒産しなくてもリストラされたりすることはままある。

リスクを避けた生き方をしていたのに、思うようにならない状況に陥ってしまったときの心持は絶望に近いものとなるかもしれない。

 

世のサラリーマンは今の自分の状況を手放しで受け入れることができるのだろうか。住宅ローンや子どもの教育費などに縛られて今の仕事を辞められないなんて状態は僕からすれば生き地獄である。たとえその仕事に多少のやりがいや面白さを感じていたとしてもである。

何も僕はサラリーマン的生き方を否定したいわけではない。仕事に私生活に充実感を得ていたとすれば、それはそれで立派な生き方である。

サラリーマン的な生き方に馴染めない僕自体に問題があるといえる。ただ、僕は多少はリスクを取った生き方を選んだと自負しているが、今のところ全く後悔はしていないし、これからも今の生き方を続けていこうと思っている。

 

僕は他者から自分の生き方をどうこう言われたくないし、他者の生き方に口出しなんかするべきではないと思っている。

ただ、安定という幻想に捉われたり、リスクを取らない生き方が正しいという風潮に抗いたいだけなのである。ただの天邪鬼なのだ。

 

リスクを避けようとばかりしていると新たなリスクを背負うこともある。

無難な道ばかりを選択し、安定ばかりを追い求めていると思わぬ困難に遭遇することもある。

たまにはリスクを取ってみてもいい。

やり直すことなんていつからでもできるのだから。

 

 

 

 

 

 

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