歴史に関連したことについて考えてみる
カネはモノやサービスとの交換手段に過ぎない。 カネ自体に価値があるわけではない。しかし、僕たちはカネを稼ぐことにあくせくしている。 カネというものが本来有する性質をよくよく考えることも必要である。 初出 2014/9/30 資本主義体制の現下の社会では…
3年前の大河ドラマは「平清盛」であった。 低視聴率ばかりが話題となってしまったが、内容は重厚で見応えのあるものだったと僕は思っている。 一般に武士の世の中を作ったのは源頼朝だと思われているが、その先鞭をつけたのが平清盛である。清盛はドラマ等で…
世の中には巨悪が眠っている。 悪いことをしたらバチが当たるなんて迷信に過ぎない。 でも僕たちは悪いことをすればバチが当たるのではないかと恐れる。 人の持つ「悪」の部分を抑制する効果はあるのかもしれない。 初出 2014/9/6 悪いことをすればバチがあ…
精神の病は誰でも罹る可能性がある病気である。 しかし、精神病は多くの人たちによって忌避されている。 偏見や差別も根強く残っている。 「狂気」はすべての人の心に宿っているのに。 初出 2014/8/26 精神疾患は脳のはたらきの不具合によって引き起こされる…
江戸時代には「主君押込め」という思想があった。 藩のためにはならない主君を家臣団が結束して隠居に追いやることを正当化した理論である。 徳川幕藩体制下の各藩では藩主が独裁体制を敷いていることが稀であり、大半は家老を中心とした合議制によって藩の…