希望の舎―再生編ー

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「決められた人生」に抗っていきたい件〈再掲〉

世に出て働くようになると自分の人生があらかた決まってしまったように感じてしまう。それは思い込みに過ぎない。何歳になっても自分の意志で人生は変えられる。

 

初出 2015/9/17

 

多くの人は自分の人生は己自身で決めていると思っている。「自己決定」の結果だと思い込んでいる。

果たして本当にそうなのだろうか。

時には疑いの眼差しを向けてみることだ。

 

僕たちは多かれ少なかれ親や世間の言いなりになっている。あらかじめ、あるべき生き方を決められている面がある。

世間の常識や良識に沿った生き方を押し付けられている。親や世間によって自分の人生の幅が狭まっていることが忘れられている。

 

大多数の親はこどもに「真っ当」に生きて欲しいと願っている。ここで言う「真っ当な」とはかなり狭い意味になっている。典型的なものは会社(できれば大企業や有名企業)に正社員として、あるいは公務員になって大過なく勤め上げて欲しいという願望である。

僕たちはこの親の願望や世間の常識・良識を幼い頃からずっと刷り込まれ続け、それに疑問を持つものなら異端者扱いされてきた。そして、知らず知らずのうちに「決められた人生」を歩むことになっていく。正社員として働き、結婚し、子どもが生まれ、長期ローンで家を買う・・。定年までは馬車馬のように働き、定年後は孫の相手をして、たまに旅行なんかして、そうこうしているうちに人生の終焉を迎える。世間ではこのような生き方を「良い人生」だとしている。

 

僕はどのような生き方をしても良いはずだと思っている。典型的な中流的な生き方も良いと思うし、世間的には眉を顰められるレールから外れた生き方でも良いと思う。

たとえ「決められた人生」のような型に嵌った生き方でも、本人がそれを幸せだと感じれば他人がどうこう言う筋合いのものではない。

要は当の本人の人生観や価値観に関わるものであるから、部外者はあれこれ口出しできないものである。

同様に自由に奔放にアウトロー的に生きても、こちらも当人の人生観に関わるものだから、他者は口を挟むべきではない。

 

僕は幼少の頃から「いい子」を演じていた。まあ、時には不登校をしたりして小さな爆発を起こしていたが、レールに乗った生き方をしてきた。

大学を卒業して地方公務員になったまでは良かったのだけれども、そこで「目覚めて」しまい、今のようになってしまった。

型どおりの「決められた人生」的なものに違和感を覚え、よせばいいのに「自由」を求めだしたのだ。世間のしがらみから離れたいと切に望むようになった。

 

もう今更、自分の生き方を変えようとは思わない。僕の価値観や人生観が間違っているとも思っていない。そもそも人が持つ価値観に正しいも間違いもない。

僕はこれからもずっと「決められた人生」的なものに抗っていきたい。 

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