希望の舎―キボウノイエ―

漂泊を続ける民が綴るブログ。ちょっとナナメからの視点で語ります。これからの働き方・中世史・昭和前期の軍の組織論・労働問題・貧困問題・教育問題などに興味があるので、それらの話題が中心になります。

小さく始める起業という手もある件

ある程度の年齢に達して失業すると、次の転職先はなかなか見つけることができない、というのが現実である。

ここで、発想の転換を行うこともいいのではないだろうか。

働く場がないのなら、自分でやってしまえ、と。

 

ただ、起業のイメージとして元手がかかる、リスクが大きい、失敗したら一家離散等々、ネガティヴな面が強調されている。

自分の持っているお金の範囲内で、元手をかけずに起業する方法もあるはずだ。
自分の強みを活かしたり、趣味を仕事にしたりする方法である。
一般に「スモールビジネス」と呼ばれている。

ネットで特産品を販売したり、自分の手作りグッズを販売するのも立派なビジネスである。
また、自分の強みに特化したコンサルティングという方法もある。

ひとりひとりの個性に応じた展開ができるのもスモールビジネスの良いところだ。全国展開をしなくても、地域限定で商売をすればよい。

今はインターネットというローコストで集客できる媒体もある。

まずはすべての仕事を自分ひとりでこなして、利益が出てきてから人材を採用するということもできる。

 
スモールビジネスに関連して「社会起業」「コミュニティ・ビジネス」についても触れようと思う。

社会起業、コミュニティ・ビジネスは地域が抱える問題・課題を解決するためにビジネスの手法を用いるというものである。
行政や既存の企業などでは対処できない問題を、地域の資源を活用しつつ、ビジネスとして展開していこうというものだ。

医療・福祉・まちづくり・地域振興などが代表的な例として当てはまる。

例えば、地域の育児中の人々が共同保育所を立ち上げたり、高齢者の食事宅配サービスだったり、商店街の活性化をしたりなど多岐にわたる。

 

これらのビジネスでは大きな儲けは期待できないかもしれない。大金持ちを目指すなら、ベンチャー企業を立ち上げて、上場を狙う方法を採ればいい。
 
コミュニティ・ビジネスの利点は小さく始めることができる点にある。スモール・ビジネスから始めてもいい。そして、NPO法人・合同会社・株式会社など好きな形態の法人にすれば良い。

 

以前のエントリでふれた職業訓練の充実の件も、このようなコミュニティ・ビジネスを営む組織が主体となって、地域に根ざした、きめ細やかな対応をできるような体制下で実施できるようになればいいと、僕は思っている。