希望の舎―キボウノイエ―

漂泊を続ける民が綴るブログ。ちょっとナナメからの視点で語ります。これからの働き方・中世史・昭和前期の軍の組織論・労働問題・貧困問題・教育問題などに興味があるので、それらの話題が中心になります。

今回はゆるーい話をしてみる件―競馬編―

僕は競馬が大好きだ。

競馬に魅入られて、かれこれ25,6年となる。

タマモクロスオグリキャップが活躍していた頃だ。オグリキャップの引退レースである有馬記念の単勝馬券は換金せずにそのまま保存している。

 

ただ20数年間ずっと馬券を買っているわけではない。社労士として独立開業するときに、何か一つ好きなものを断とうと決意し、馬券を買うことを辞めたのだ。その間も欠かさず競馬を観ていた。

 

今年の初頭に楽天銀行の口座を開設したのを契機に、JRAのインターネット・サービスに申し込み馬券の購入を再開することにした。

 

自慢じゃないが、僕は貧乏である。

したがって、1日に購入するのはせいぜい1,000円までだ。ほとんど3連単でしか勝負しない。

ローリスク・ハイリターンを目論んでいるわけだが、これがまたビンボー人の悲しい性が滲み出ていて、何だか悲しい(泣)。まぁ、もともと遊びと割り切っているので、外れても仕方がないと思っている。たまに当たればラッキーかなー、という感じで。

僕の馬券の買い方は穴党で絶対に本命サイドのものは買わない。当たりゃーでかい方がいいに決まっている。

うーん、どこまでもビンボー人根性丸出しだな。

よく試す買い方は2着に人気薄の馬をもってくる2着固定の3連単。僕が長年競馬を観てきて、このパターンが結構多いと気付いたからだ。この買い方であれば、1着に本命馬が入っても、そこそこ配当がつく。今年はこの方法で5回的中させた。すべて万馬券である。まぁ、ビンボー人の小賢しい手法である。

 

話題を変えてと。

僕が好きな競走馬は個性的な馬である。ディープインパクトみたいなエリート然とした馬は好きではない。同じ三冠馬でもオルフェーヴルは好きだ。気性が荒く、レースで何が起こるか分からない。昨年の阪神大賞典は最もらしさが出でいたレースだった。きっと人間を小馬鹿にしているに違いない。

それと、やたらと大レースで2着、3着ばかりの馬も好物である。トウカイテイオーの同期にナイスネイチャという競走馬がいた。そこそこ強いのだが、重賞レースになるとなぜか3着ばかりなのだ。有馬記念で3年連続3着という珍記録を保持している。GⅠで3着なら、GⅡやGⅢでは勝てそうなものなのに、奥ゆかしく3着で終わる。もうこのレベルになると馬自身も分かっているんじゃないかと勘ぐりたくなる。あと、今は人気種牡馬となっているステイゴールドは2着がやたら多い馬だった。オルフェーヴルゴールドシップのお父さんである。そういえば両方とも、無茶苦茶強いが安定しないなぁ。お父さんはある意味では安定していたのに。

他にはオグリキャップと同期のヤエノムテキという競走馬も記憶に残っている。皐月賞天皇賞を勝った名馬なんだけど、超二流の競走馬(これは褒め言葉)だというイメージがある。4歳のときの宝塚記念では不動の本命馬だった。前哨戦を圧勝し、体調も万全と伝えられていた。しかし、レース本番では見所もなく惨敗。陣営も首を捻っていた。その後ある噂が流れた。ヤエノムテキ栗東トレセンで調教中に恋をしたのだと。相手は同じ歳のシヨノロマンという牝馬。同馬も宝塚記念に出走し、ヤエノムテキはそちらにばかり気を取られてレースに集中できなかったという噂。まさに愛すべきバカ馬である(笑)。事の真偽はどうでもよく、こんな噂が流れること自体、いいキャラをしている。ちなみにこの愛すべきヤエノムテキ、引退レースの有馬記念で馬場に入場してすぐ騎手を振り落とし、大暴走してしまい、エネルギーを使い果たし、そこでレースは終わってしまった。この有馬記念は前述したようにオグリキャップの引退レースで、見事なオグリのラストランにヤエノムテキらしい華を添えたというオチまでつけてしまったのだ。

 

僕はこのような個性的な競走馬が登場してくるのを心待ちにしている。何度負けても、記憶に残るレースをし、たまに勝ちゃーいいじゃないかと思っている。ただし、馬券を買うかは別問題。こちとらビンボー渡世の漂泊人だ。僕の好きな、個性溢れる馬が勝った時、たとえ馬券を外しても拍手喝采を贈る。

 

僕は、僕の人生と競馬を重ね合わせているのかもしれない。