希望の舎―キボウノイエ―

漂泊を続ける民が綴るブログ。ちょっとナナメからの視点で語ります。これからの働き方・中世史・昭和前期の軍の組織論・労働問題・貧困問題・教育問題などに興味があるので、それらの話題が中心になります。

ハローワークの求人はブラック企業だらけかという件

表題のとおり、ネット上ではハローワークの求人はブラック企業のオンパレード?という書き込みが多数見受けられる。

ハローワークでは求人を受ける際に、明らかな労働基準法違反の場合は注意をするが、それ以外は求人を出す会社の言うがままに求人票を作成する。求人を出す会社の審査等はない。

 

時折、求人票に書かれた雇用条件と実際に働き始めた後に提示された条件とが異なり、トラブルになるケースも多々ある。

まあ、求人広告費を出して転職誌や転職サイト、人材紹介会社を介して採用をしようとする会社と、無料のハローワークを利用して採用しようとする会社の間に温度差があるのは自明のことであろう。

 

最近はハローワークの職員(主に委嘱職員)が会社を回って求人を集めることもしている。この際、仕方なく求人を出した会社もあるだろうし、積極的に採用をしていないけど良い人が来れば採用するという消極的な態度で求人を出した会社も少なからずあるはずだ。

求人を集めるハローワーク側にしても、ブラック企業であろうとお構いなしで、求人数さえ確保できれば良いという面も否めない。
穿った見方をすれば、有効求人倍率をかさ上げしたいこと、ハローワークの存在意義を示したい(行政改革の対象となり民営化されたくない)ことが根底にあるのかもしれない。

 

もちろん、ハローワークに求人を出している会社にも優良な企業はある。急に社員が退職して欠員が出た場合には、ハローワークに求人を出せば、即時に求人票を公開できて、求人票を見た求職者とすぐにコンタクトが取れるというメリットがある。
それと、割と社歴の古い中小企業はハローワークをよく利用するという傾向があるようだ。

 

おそらく転職誌・サイト、人材紹介会社が扱う求人案件でも、ブラック企業が含まれている。
 
ハローワークを利用するにしても、転職誌や転職サイト、人材紹介会社を利用するにしても、まずは面接にまでこぎつけて、ブラック企業かどうかの見極めをすることだ。その方法については、NPO法POSSEの今野晴貴さんの一連の著書を読めば大いに参考になる。

 

再就職活動に焦りは禁物だ。

時として生き延びるために、再就職活動中の生活費を稼ぐために(雇用保険の基本手当の受給期間を過ぎた場合だが)派遣会社を活用することも一考である。再就職活動との両立が可能な勤務日などが結構融通がきく会社もある。